マインドフルネスとはなにか?意味がある?6つの効果とやり方をヒーリングに詳しい筆者が解説
2:脳のパフォーマンス向上
マインドフルネスは、脳のパフォーマンスの向上にも役立ちます。瞑想により注意力が高まったり、感情がコントロールされたり、自己を受け入れる感覚が変化したりすると、側頭頭頂接合部や左海馬に作用が見られたという研究結果が発表されました。脳のパフォーマンスが向上することで、うつ病やストレス傷害などが軽減するけいこうが見られるとも言われています。ストレスが緩和されたり、コミュニケーション能力がアップしたりする効果も期待できるため、根本的な人生の質の改善にも役立つでしょう。
3:感情のコントロールがしやすくなる
マインドフルネスは、自分の感情と向き合う力の向上も助けます。怒りや悲しみ、虚無感などのネガティブな感情もしっかり分析し、受け止めたり、自分なりに解消したりしやすくなるのです。ネガティブな感情に蓋をして自分の中に封印するのではなく、マインドフルネスで引っ張り出してしまいましょう。アンガーマネジメントが上手くできない人や、嫌な記憶や感情に囚われやすい人などは特に、マインドコントロールで感情処理のプロセスをサポートしてみてください。感情のコントロールが上達すれば、毎日の生活でも感情の波で疲れることが少なくなります。
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4:精神のデトックスができる
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マインドフルネスの過程では、精神がデトックスされます。普段抱えているモヤモヤした感情や、自分では細かく処理できない精神の負担などが、無意識下で解消されるのです。脳や心が自力の領域を出てフルに活動するようになり、どんどん精神が研ぎ澄まされていくでしょう。精神面の弱さが気になる人や、精神の疲れがなかなか回復しない人などは、マインドフルネスを持続することで精神をこまめにデトックスするようにしてみるといいかもしれません。精神をデトックスできるようになれば、さまざまな精神疾患も自己治癒できるようになります。
5:身体機能の改善が期待できる
マインドフルネスは精神面や深層心理、脳の働きなどをサポートする手法ですが、身体機能に対する効果も認められています。血中コレステロールや血圧、血糖値の低下、免疫力の向上、自律神経の正常化などさまざまな身体機能をサポートできるのが魅力です。心身を自分でメンテナンスし、こまめにケアしたいと考えている人にもマインドフルネスは取り入れるべき手法といえるでしょう。特に未病や精神的なストレスで体調を崩しやすい場合は、マインドフルネスで体のバランスを整えるのがおすすめです。
6:うつ病の改善・予防が期待できる
マインドフルネスには、うつ病の改善や予防の効果も期待できます。精神へのストレスの緩和、ストレス耐性の向上、緊張や不安の抑制などの効果でうつ症状が緩和することが判明しているのです。もちろん効果の現れ方には個人差がありますが、うつ症状を改善に向かわせることはほとんどの患者において期待できるかもしれません。さらにマインドフルネスは、不安障害や睡眠障害の改善にも役立つと言われています。治療薬と共にマインドフルネスを毎日継続して行うことで、メンタルが健康的な状態へと治癒していくのです。適度な運動や処方された治療薬と併せて、マインドフルネスを行うことは医療業界で推奨されています。
初心者にもおすすめなマインドフルネスのやり方
マインドフルネスを行う際は、姿勢や呼吸、思考のスタイルなどに気を配ることが大切になります。自宅や自然の中など、自分が心から落ち着ける場所で行うと大きな効果を実感できるでしょう。一方で場所が確保できない場合は、職場のデスクやリビングなどでも簡易的に行えます。効果の実感は多少減りますが、心身の良いリフレッシュとして素晴らしい小休止になるはずです。また、マインドフルネスを行うタイミングは特に限定されていません。
朝や就寝前のリラックスタイムでも、仕事の合間のブレイクタイムでも、散歩の時間でも、自分の気が向いた好きなタイミングで行ってみましょう。短時間で気軽にマインドフルネスができるようになれば、体はこまめにリラックス状態を取り戻せます。
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