生と死を繰り返すということは、今の人生の以前にも違う人生があったことになります。前の人生は、存在するのでしょうか?
前世はあるのか?魂と輪廻転生・前世の記憶を持っている人の6つの特徴・前世療法を前世を信じる筆者が解説します。
前世はあるのか?
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前世とは、今の自分に生まれ変わる「1つ前の人生」のことをいいます。人は何度も生まれ変わって、いくつもの人生を経験しているのです。今の人生の前に、いくつもの人生があります。
過去に生きたいくつもの人生、それを全て含むのは「過去世」になるのです。今生きている人生が「今世」。今の自分が死んで、生まれ変わった人生が「来世」です。
前世は1つ前の人生なので、過去世の中でもより覚えていることが多いと考えられます。
魂と輪廻転生
生き物の身体の中には「魂」が、宿っていると考えられているのです。魂は、スピリットや霊とも呼ばれています。魂が心の働きを、司っているのです。
肉体は、魂の入れ物として存在します。肉体が滅びると魂が、新しい肉体に移るのです。そして新しい、別の人生を歩み出します。
こうして魂は、いくつもの人生を繰り返しているのです。これが、輪廻転生といわれています。
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魂の記憶
前世の記憶は、その魂にとって重要な記憶しか残らないといわれています。人生で起こる生と死や、魂の成長に必要なこと。その人生で強い思いのある経験など、重要なことはいくつもあります。
反対に重要でない記憶とは、今世で必要のない記憶ということです。前世の経験が今世で活かされることのない時は、忘れていってしまいます。これは日常での記憶と、同じといえるでしょう。
前世の記憶というのは、魂の重要な記憶を覚えていることになるのです。
前世の記憶を持っている人
世界各地に前世の記憶を持っている人が、大勢確認されているのです。実話として紹介されている話しは、調べるとたくさん出てきます。
その中でも前世の記憶を持つのは、特に子供が多いようです。
2歳から5歳くらいの子供
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前世の家族の名前や、住んでいた住所。戦争で、死んだ時の様子。まだ経験していないはずの、記憶を持っている。こんな子供たちが、多く存在しています。その中でも、2歳から5歳くらいまでの子供が特に多いそうです。
大人は今世での記憶を、魂が更新しています。子供はまだ、今世の記憶が少ないのです。そして前世から生まれ変わって、間もないからなのでしょうか。
前世の記憶を持った子供は、成長して色々な経験で記憶が増えます。今世の記憶が増えていくと、前世の記憶は薄れていくのです。大人になる頃には、ほとんど忘れてしまいます。
前世の記憶を持っている人の6つの特徴
子供以外にも、前世の記憶を持っている人は世界中にいます。前世の記憶を持っている人に、共通して多い特徴がこちらです。
このような体験があれば、それは前世とのつながりかもしれません。
1:何度もよく見る夢がある
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前世の記憶は夢として、今世で思い出していることもあります。夢は自分では気付かない、無意識の心の状態が現れるのです。
魂には、前世の特別な体験や思い出が強く残っています。無意識な時ほど、魂の持つ記憶がよみがえりやすいと考えられるのです。同じ夢を何度も繰り返し見るのは、その夢が前世の記憶の一部かもしれません。