人生の悩み人間関係

人と比べる人の3つの特徴とは?3つの心理と比較してしまうときの対処法5選も心理学好きな筆者が解説

その3 周りからの評価を気にしてしまう

人と比べる人は、周りからの評価を気にしすぎる傾向にあります。私たちは子供の頃から学校でのテストや受験など、他人からの評価を受けながら過ごしてきたといっても過言ではありません。当時から常に周りの人と比べられたり、他者から評価をされてきたので、大人になってもその感覚が抜けない人が多いでしょう。また、SNSのやり過ぎも注意が必要です。いいね数を通じて、周囲の反応や評価を気にしてしまう癖がつきやすくなります。

人と比較してしまうときの対処法5選

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人と比べでも、自分にないものを羨ましく感じるだけで何の得もありません。それよりも自分自身を見つめて、今あるものに感謝したり、長所を伸ばしたりする方がよっぽど幸せに生きれると思いませんか。人と比較してしまうときの5つの対処法をお伝えします。

その1 目標を立てる

人と比較してしまう人は、何か目標を立てることがおすすめです。たとえば、スタイルの良い友人に対して羨ましく感じるのなら、ダイエットの目標を立ててみましょう。ほかにも、素敵な恋人が欲しい場合は出会いの場に足を運んでみるなど、具体的な目標を立てて計画してみてください。人を羨ましく感じたときにはポジティブに変換して、自分を高める方向に努力していきましょう。

その2 比べる対象を自分にする

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比べる対象を他人でなく、過去の自分に置き換えましょう。他人と比べても、自分には無い長所や能力を羨ましく感じてしまうため、劣等感を抱きやすいだけです。そこで、過去の自分と比較する癖をつけることで、自身の成長を感じられたり、今後成長していくためのヒントを得ることができるでしょう。自分自身とよく向き合えば、「今日はこれができた」「昨日よりも少し進歩した」と、小さな成長にも気付くことができて自己肯定感が上がります。

その3 他人の見えない努力を認める

「あの人は完璧で羨ましいな」と感じることがありますよね。そして、平凡な自分と比較して落ち込んでしまいます。しかし、生まれながらにして恵まれているように見える人も、実は陰では見えない努力をしているかもしれません。その人が持っているものは、その人自身が努力して身に付けたものと考えるようにすると、妬みや嫉妬心といったネガティブな感情がなくなるはずです。そして、自分も見習って頑張ろうという気になれたら一番良いですよね。

その4 付き合う人を見直す

人と比べてしまうときは、一度身の回りの人間関係を見直してみるのも一つの手です。たとえば、頻繁に会っている友達が自慢話をよくする人なら、その影響で自分と相手を比較してしまいやすいでしょう。一緒にいて気分が落ちたり、嫉妬や劣等感といったネガティブな感情を抱いてしまうくらいなら、その人とは距離を置くことがおすすめです。そして、自分を高めてくれたり、一緒にいて居心地の良い人と付き合う方が自分のためになるでしょう。

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