許せない人との出会いはスピリチュアル的にどんな意味がある?相手を許す3つの方法も含めてスピリチュアリストの筆者が解説
- 許せない人との出会いに秘められたスピリチュアル的な意味
- 1.自分の人生を見つめ直すための存在
- 2.自分の映し鏡的な存在
- 相手を許せないでいると自分がダメになってしまう
- 1.相手を許せないということはその人を苦しめるということ
- 2.許せない人も自ら苦しんでいる
- 復讐心を持ってはならないワケ
- 憎しみの感情は自身を滅ぼす
- 許せない人を許す方法3選
- 1.許せない相手の立場になって考えてみる
- 2.許すことができたときの自分を思い描いてみる
- 3.なぜ許せないのか自身に問いかけてみる
- 筆者の体験:自分が長年許すことができなかった相手も実は苦しんでいた
- 許せない人が存在する理由を知ることは自分を変えるヒントになる
この記事の目次
許せない人との出会いに秘められたスピリチュアル的な意味
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私達は日常生活の中や仕事生活の中で多くの人達と出会い接していますが、人間関係においてどうしても許せない人と出会ってしまうことがあります。これはあなたにとってどのような意味があるのでしょうか?スピリチュアル的な観点で考えていきましょう。
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1.自分の人生を見つめ直すための存在
どうしても許すことができない人との出会いは、あなたの人生を見つめ直すためのための存在だと理解することができます。もしかすると、あなたが現在やっていることがスピリチュアル的に見て、自分でも気付かない間違った方向に進んでいるかもしれません。これは、一旦立ち止まって人生を見つめ直すための機会を与えてくれているのです。
どうしても許せない言葉を浴びせかけられたり、ふるまいをされてしまうため、嫌な気持ちになることでしょう。それでも、その相手はあなたの魂が正しい方向に修正して成長できるように導いている役目があると思ってください。このことが分かると、あなたとのつながりも解消されていくはずです。
2.自分の映し鏡的な存在
許せない人との出会いをスピリチュアル的に考えてみると、相手はあなた自身の映し鏡である可能性もあります。あなたにそっくりな性格や風貌をしているのですが、それを認められず腹を立てることもあることでしょう。ここで大切なのは、自分がこのことを認識して相手の嫌な面が自分の悪いところを教えてくれていると認めること。
あなたの悪い面を投影していることを認め、許すことができるようになれば、目の前に現れた相手の役割は終わることになるのです。
相手を許せないでいると自分がダメになってしまう
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許せない人と出会ってしまうと、少しの時間でも接するのが嫌になってくることでしょう。しかし、そのままずっと相手を許せないままだと、自分自身もダメになってしまうことを覚えておいてください。なぜこのようなことになってしまうのかと言うと、私達の中にある魂は自分と他人との区別ができないから。
相手を責める気持ちが、潜在意識に伝わり自分自身を責め続けることになってしまうのです。憎しみやマイナスのエネルギーは、悪い波動を持っているため他の負のエネルギーを引き寄せてしまうことも。その結果、あなた自身も悪い気の呪縛から抜け出すことができなくなってしまいます。
1.相手を許せないということはその人を苦しめるということ
人は自分が心地よくなるようなことを言ってくれる人を受け入れたくなります。その一方で、厳しいことや嫌味なことを言う人を拒もうとしますよね。その気持ちは理解できるのですが、相手を許せなくなっていくと自分に跳ね返ってきますし、相手も苦しめることになることにも。
そのような人は本来あなたの魂を成長させてくれる存在なのですから、自分が悪い方向に行かないようにするためにも、相手を許して今の自分の悪い点を素直に認め許すことが大切です。きついことばかり言ってくる相手を責めているばかりでは、あなた自身もマイナス思考の悪循環から抜け出すことができなくなります。
2.許せない人も自ら苦しんでいる
そうは言っても何度も厳しい仕打ちをされてしまうと、その人を感嘆に許すことができないことも事実。ただ、そんな相手を無理して許そうと思い込む必要もありません。なぜなら許せない相手も苦しんでいるからです。これは因果応報の法則が働き、他人に対して行ってきたひどい仕打ちや悪い行いが、自分に跳ね返ってきていると思っていいでしょう。
そのために相手もその行いの報いを受けなければならないのです。ここで忘れてはならないことは、嫌な相手を許せないことで、あなた自身も苦しでいることを素直に認めてあげること。そうすることで許すことができなかった相手に意識を向けることから解放されて、気持ちがかなり楽になってきます。
復讐心を持ってはならないワケ
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復讐心を持ち続けることは、あなた自身を滅ぼしてしまうと言っても過言ではありません。どうしてもひどいことをしてきた相手を許すことができなくなると、あなたの心の中に憎悪の念が沸き起こって復讐しようとする行動になってしまう恐れがあります。もし、ここで憎い相手に復讐することができたとしても、それで気持ちがスッキリするでしょうか?下手をすると、その罪を償うことになるのは、あなただということを忘れてはなりません。
また、復讐したいと思っている相手にも、大切な家族や愛する人がいるはず。復讐が果たされたことで、今度は相手から逆恨みされてしまい、マイナスエネルギーの負の連鎖が続いていくことになります。これでは完全に因果応報の法則からあなたも家族も抜け出すことができずに、苦しみのスパイラルに落ちていくことになるのです。その結果、自分だけでなく家族まで巻き込んだ不幸な出来事になるかもしれません。決して復讐などはやらないようにしてください。