スピリチュアル死について

自殺したらどうなるの?やっぱり苦しい?成仏できない?自殺前に試してほしいことなど魂修行中の筆者が説明!

仕事で追い詰められた時・いじめられた時・失恋した時など「死んで楽になりたい」と思ったことはありませんか?「死んで楽になりたい」という煩悩をもったまま自殺をしたら、生前の痛み苦しみ悲しみの感覚は魂に残り肉体だけ消えます。清らかでない魂は成仏することもできず本当の地獄を味わうでしょう。魂修行中である筆者個人の考えを仏教やスピリチュアルな世界観から「自殺をしたらどうなるのか」説明します。
苦しんでいる人が心穏やかになるように「自殺する前に試してほしい3つこと」も紹介していますのでチェックしてみてください。

日本で自殺が多いのはなぜ?

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毎月約1500人から2000人もの自殺者がいる日本ですが、男女比率で男性が多いことが気になりますね。戦国時代・江戸時代に名誉ある死に方として「切腹」というものがありましたが、私はあの時代の切腹は現代の自殺とは別物とし考えています。それではなぜ自殺する日本人が多いのでしょうか。

頑張りすぎてしまう日本人が何故多いの?

日本人は社会に出て安定した職につき寝る間も惜しんで働くことが偉いと昔からいわれ、「楽をすること」は悪な認識と教え込まれています。そのため休暇に何をしたらいいのか分からず仕事をする人や、無茶をして頑張りすぎる人がいるリアルな現状です。その頑張っている人たちに「頑張れ」という応援のような言葉は、「我」を「張れ」という苦しみの継続を願う酷な言葉の意味になるでしょう。

忠実な日本人は、その言葉に憑りつかれ頑張らなくていいことまでも頑張ってしまうようになりました。
※「無茶」とはお茶を美味しくゆっくり飲む時間もないこと。

自殺をする心理状況は?若者の自殺が多い6つの原因

人生の幸福を全く感じられる状態でいられなくなった時、人間は死が頭によぎります。体験談ですが、前も後ろも右も左も真っ暗で自分だけが居ない世界を見ているような寂しい状況を経験し「死」が頭によぎったことがありました。その時に泣くこと怒ることのパワーが残っていたことで私は今も生きています。もしも私のような状況が3ヶ月続いたとしたら息を吐くように自ら命を絶っていたでしょう。

若者に自殺が多い原因として、下記の6つが考えられます。

その1.インターネットの普及
その2.今の苦しみしか見えない窮屈な状況の継続
その3.膨大な未来を見すぎたことによる息詰まり
その4.周りに頼れる大人が居なかったことでの孤独感
その5.死の恐怖を取っ払う最期のハイテンションへの思考変更が安易
その6.史上最強の構ってちゃん(※心配してほしい・構ってほしいが強い人)の子ども思考

自殺したらどうなる?

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大きくわけて仏教では地獄界・人間界・極楽があるとされ、魂になった人が極楽にいくことを成仏(仏様に成る)といいます。もしも成仏せずに人間界にいることになれば体のあった時と同じ世界をさ迷うことになるのです。自殺したらどうなるのか・成仏するための方法の2点を説明しますね。

痛み苦しみ悲しみの感覚がずっと残る

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人間は肉体と魂でできています。分かり易くいえば「車が肉体、運転手が魂」です。人間界の死とは「肉体がなくなること」とされていて、あの世にはお金も恋人も家族も地位も名誉も持っていくことはできません。しかし、魂に残る愛と感覚と感性は持っていくことが可能になります。ということは、死ぬ間際に恨み・怒り・悲しみを持っていたとしたらそのままの感覚で肉体を失うのです。

物理的な痛み苦しみ悲しみは死んでしまったら終わりですが、痛い感覚・悲しい感覚・苦しい感覚など死んでも終わりません!

成仏できない

どのような理由であれ、一度死んでしまったら二度と生き返ることはできません。自分の葬儀で誰が悲しんでいるでしょうか。それらを知ったところで誰にも声をかけることも自分が近くにいることも気付いてもらえないのです。本人が死を受け入れ未練・執着を手放さなければ成仏できずさ迷います、もしかしたら遺族やこの世に生きている人の方があなたの死を受け入れ諦めるまでに時間がかからないかもしれませんね。

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