2.受験勉強のストレス
3年生になると、高校受験が控えており受験勉強のストレスが不登校を誘発させる場合もあります。これが原因で不登校になるとクラスメートが勉強を頑張っているため、自分だけが取り残されている恐怖感にさらされてますます状況が悪化していく可能性もあるのです。
3.環境の変化
3年生になり、何とか学校の環境に慣れたと思っても、高校に進むことで環境が変わることにも不安になることがあります。人間関係も再び作り直す必要があるてしょうし、生活環境もガラリと変化するので、中学3年生という最上位の立場から高校1年生という下の立場に戻る変化も不安を搔き立てるのかもしれません。このようなことから、受験の前後から不登校になることがあるのです。
その1.学校を休ませる
1つは学校を休ませるということ。実は不登校になる子供は、学校を休みたくても決して良くないことを理解しています。それでも学校に行くことを辛く感じているのです。このような時は、子供に学校を休んでもいいことを口に出して伝えてみてください。親が休んでもいいことを伝えてあげることで、精神的に楽になって親が自分の味方であるという安心感を持つことができるのです。そのため親子の間でお互いに相談しやすくなる環境が構築されてきます。
その2.話を聞いてみる
子どもは学校について親に相談することもありますが、この時にしっかりと聞いてあげることを忘れないようにしてください。中には我が子が甘えていたり本人が怠けていると思い込んで、話半分に聞くことがあるかもしれません。しかし、子供にとっては真剣そのもの。
親が子供の話を軽く受け止めることで心に深い悲しみを負ってしまうことになります。子供を否定したり聞き流したりせずにじっくりと話を聞いてあげて欲しいのです。この時は、子どもせかさず話を聞くようにしてください。もし、親で解決策が思いつかなかったとしても、暗い気持ちを払しょくすることもできるのですから。
こちらの記事もおすすめ
聞き上手な人に共通する特徴は?話しやすい人になる方法と、話を聞くときのNG行為も、多くの人と関わってきた筆者が解説 | Mistory[ミストリー]
その3.自信を持たせる
子どもに自信を持たせることもいい方法でしょう。学校を休みたいと言い始めた時は本人もギリギリまで頑張って限界に来ている可能性もあります。真剣に悩み抜いた結果として不登校を選ばざるをえなかったと理解してあげてください。この時に大切なことは本人が努力してきたことや我慢していたことを労うことなのです。