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不登校になる中学生の原因とは?学年別原因や4つの対処法について3人の子供を持つ筆者が解説

中学生の不登校の原因~中学2年生時~

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2年生になると、クラス替えで仲の良かった友人と離れてしまい、人間関係が大きく変化することがあります。その結果、これまでなかったいじめを受けて中学2年生から不登校になるケースがあるのです。

1.学校生活における疲れ

また、学校生活における疲れが出てしまった結果、不登校になることも。中学2年生では最も多いケースがこの疲れによるものなのですが、環境変化・部活動での厳しい練習・学校と塾の勉強など頑張りすぎて、疲れてしまうのです。部活動の練習が厳しいことは不登校の原因がハッキリしていますが、いくつかの要因が重なり、疲労が一気に吹き出してしまうことも多いので、原因を1つに絞り込みできないことも少なくありません。

2.過密なスケジュール

これも前項の疲れと同じことですが、中学2年生になるとスケジュールが過密になってきます。定期テストを始め、部活動も本格的になっていくため、夏休み返上で参加することもよくあること。これに塾通いもプラスされていくので、毎日が忙しく行き着く暇がないのです。

3.成果に対する無力感

成果に対する無力感も不登校の原因として挙げられます。定期テストや部活動などは常に他人と競争することが求められるため、中学生になり他生徒との差が生まれてくることになるわけです。頑張って結果を出すことができれば、「次も頑張ろう」と思えるのですが、努力しても中々成果が出せないことで、無力感に襲われてしまうこともあります。その結果、失敗が癖になってしまい、学校に行きたくなくなるのです。

中学生の不登校の原因~中学3年生時~

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中学3年生になると、1年生・2年生の時とは異なる理由で不登校になるケースもあります。

1.将来への不安

1つは将来に対する不安から来るもの。この不安は漠然としたものですが、やる気をなくして不登校になってしまうのです。中には家族の問題で親の離婚を兄弟の素行が悪いため、人生に希望を持つことができなくなってしまうことも。しかし、兄弟がいない子供でも、身近なところに自分の人生の参考になる人が存在がいないため不安を感じやすくなることもあります。

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