1.興味がほとんどない
1つは自分にとって重要ではないと思い込んでいるフシがあります。と言うよりその話題に全く関心がないので、こちらが話かけても聞くことをしないのです。こちらが困って相談したくても、自分に影響がなかったり関係のない内容であれば、「自分で考えろ」と冷たくあしらわれてしまいます。これでは周りから敬遠されても仕方のないことですね。
2.集中力がない
2点目は集中力がないタイプの人間だったという可能性もあるかもしれません。他人の話をじっくりと聞くためにはそれなりの集中力が必要。特に人から相談されるのであれば、それだけ聞くことにエネルギーを使ってしまうので、精神的なゆとりがないとどうしても他人の話を聞くことがきつくなってきます。
そのため集中力を保つことができない人は、他人の話を聞き続けることができません。
3.こだわりが強い
こだわりの強い人も他人の話を聞こうとしません。それは自分の中で自分なりの考え方ややり方が決まっているためです。
本来なら他人の考えを聞くことで自分にはなかった新たなアイデアが生まれるチャンスもあるのですが、相手から意見を言われることで自分が否定されているように受け止めてしまい拒絶するのかもしれません。このような人に話をすると、それだけでイライラさせてしまうことも。
4.思いやりがない
思いやりがないために話を聞かないというケース。コミュニケーションがスムーズに進んでいたり、話が盛り上がっている時は聞き手が適切にうなずくことで、話が進行していくもの、そのために相手の話に共感することが前提になってきます。
しかし、思いやりがない人は相手の会話だけでなく気持ちを察することができないので、話を聞いているようでも冷たい印象しか与えないのです。
人の話を聞くことが苦手な人に効果的な3つの対処法
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どんなに話を聞くことが苦手な人が相手でも、ビジネスの世界では絶対に理解させないといけないことが少なくありません。そのために他人の話を傾聴できない相手に対しては、何が何でも理解させる・聞く姿勢を持たせることが必要になってきます。
ここで苦手な人を相手に効果的な方法を3つご紹介いたしましょう。
1.始めに結論から話すこと
先ほども言ったように話を聞くことが苦手な人は集中力に欠けることがあります。このような人を相手にする場合は、まず最初に結論を伝えることを心がけてみてください。そして、その理由を後から続けていくことで、伝えたい用件をスムーズに済ませることができます。
ビジネスの世界では報告・連絡・相談(報・連・相)が基本的なコミュニケーションと言われていますが、結論を先に述べることが鉄則。このことを念頭に会話を進めるようにいきましょう。