その1. 自分に自信がない
たとえば相談ごとを持ちかけられた場合、的確なアドバイスをしてあげる自信がありません。内容に関わらず「それじゃダメだね」と否定することでまずは相手を引きつけます。自分を大きく見せたいがために、虚勢を張って大きな口を叩くのです。
頼られた喜びもありながら、中身がないことがバレないよう、相手を否定してみせて、強がっています。
その2. マウントを取りたい
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自分のほうがその話には詳しいのだ、自分のほうがその道に通じている、というマウントを取りたいのです。自分が上だということを示し、あわよくば支配しようとしています。
誰かが自分より下の立場にいる、自分が最下層ではないということで安心を得たいのでしょう。また、優位に立つことこそ大切なことだと考えている節があります。
その3. 自分をアピールしたい
複数人がいる場で話を否定してみせれば、目立つことができます。否定は強い言葉ですから、印象にも残るでしょう。そうやって自分をアピールしたいのです。
自分に自信を持つため、自分を認めてもらうため、存在価値を出したいと考えています。まずは否定の発言をすることで、アピールのきっかけにしているのです。
その4. ストレス発散をしている
強い言葉を発することはストレス発散になります。否定や批判、人を傷つける発言をすることで脳内でドーパミンが放出され、心地よいと感じることがあるのです。本人も無自覚に、とげとげしい言葉を使っています。
忙しくて心にゆとりがないとき、常にイライラしているとき、人の話を聞く余裕がありません。何を言われても聞く耳が持てず、「ダメダメ」「あり得ない」と、頭から否定してしまいます。
その5. 嫉妬している
本音ではその人のことが羨ましいのに、それを認めたくないために否定してしまいます。英語が堪能な人に対して「今は翻訳アプリがあるから話せなくても大丈夫だし」と、強がっているのです。
職場での評価が高い人に対して「部長に好かれてるからでしょ」と、実力を認めません。他人を認めることができない、かわいそうな人です。
否定ばかりする人への3つの対処法
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身近な人で、いつもあなたや、他の人の発言を否定する人がいたらうんざりしますね。相手をするのも疲れますし、話が進まなくてイライラするでしょう。では、否定ばかりしてくる人へはどう対処すればいいかをご紹介します。試してみてください。