その1. 笑顔でスルーする
「ああ、そうなんですねー」「そうですかー」と、否定も肯定もせずスルーしてください。相手は否定してやろう、と意気込んでいますので、その勢いをそぐのです。否定することが目的の人に反論したとしても、堂々巡りで進みません。
否定されて腹が立つこともありますが、強く言い返したら相手と同じレベルになってしまいます。あなたの攻撃は効いていませんよ、と笑顔で返しましょう。
その2. オウム返しにする
「○○なんですね」「これでは無理なんですね」と、相手の言葉を繰り返してみてください。オウム返しは、あなたの言葉をちゃんと聞いていますよ、と示すことができます。
また、ひどい言葉をぶつけられたとき、それを復唱するだけで相手にその言葉を聞いてもらえますよね。相手に、自分が放った言葉の意味を自覚してもらうことができます。
その3. じっくり話を聞く
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否定ばかりする人は、自分の中の不安やストレスを解消するためにそうしています。誰かに話を聞いて欲しい、自分の存在を認めて欲しいと思っているのです。
否定されてすぐ反論するのではなく、その人の話をじっくり聞いてみてください。よく話を聞いてみると、実は同じ結論にたどり着くこともあります。互いに感情的にならず、落ち着いて話をしてみましょう。
否定されても気にしない!考え方は人それぞれ
否定ばかりする人にはイライラしますが、考え方は十人十色、それぞれ違う意見を持っていて当たり前です。あなたの意見を否定されても、あなた自信を否定されたわけではありません。いちいち気にする必要はないのです。
反論されて腹を立てるのではなく、なるほどそういう考えもあるのだな、と、おおらかに受け止めてみてください。視野が広がり、新しい発見につながるかもしれません。
人の話をすぐに否定してしまう人は、じっくり聞けないようなストレスを抱えているのだろう、かわいそうな人だな、と、やさしい目を向けてみてください。