原因2.性格や気持ちを感じる能力によるもの
喜怒哀楽の感情をあまり感じない人もいます。根本的にそういう性格であり人からするとドライだったりクールに見えることも。また本人は気持ちを感じていても、それを言語化できないという場合もあるでしょう。
・こころではなく頭で考えたことを優先する傾向がある
・完璧主義で無駄をはぶくために常に合理的に考える
・語彙力が乏しいために感情を表現する言葉が少ない
原因3心の状態によるもの
普段はそのようなことはなくても、一時的に気持ちがわからなくなったりすることもあるでしょう。そのような時は心の状態が整っていないために気持ちを感じる力が弱っている可能性があります。
・多忙すぎて自分の気持ちと向き合う余裕がない
・身体が疲れすぎていて気持ちを感じるどころではない
・こころが不安や恐怖に占領されてしまっている
気持ちと向き合うための5つの対処法
image by iStockphoto
自分の気持ちがわからなくなる原因をいくつかご紹介してみましたが、原因はさほど重要ではありません。大切なのは「自分の気持がわからないなぁ」と自分を眺めて気づくことができること。次は自分の気持ちと向き合ってみましょう。
筆者が実践してきて「絶大な効果を得られた対処法」を詳しくご紹介していきますので、深呼吸してリラックスしながら読んでみてくださいね。
対処法1.自分で考えていることをノートに書きだす
自分の気持ちがわからないときは頭の中が忙しいことも。その状況を解消するおすすめとして毎朝意識の流れをありのままノートにつづる「モーニングページ」という方法があります。自己啓発活動家であるジュリア・キャメロンさんが編み出した方法で「思考の大掃除」のようなものです。
具体的な方法ですが「今日は〇〇しなくちゃ。あーだよね、こーだよね。あの人あんなこと言った…。」そのような意味のない出来事や思いを毎日3ページ分、ノートに書いていきます。
次のページを読む