対処法2.まずは何も考えず、休息をとる
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疲れていたり緊張状態だと自分の気持ちを向き合うこと自体がストレスになってしまうのではないでしょうか。もしそのような状態であるのなら、まずは自分を労わることを優先させることが大切です。
温泉旅行ににいったり身体を動かしてリフレッシュするという積極的な癒しは難しいもの。マッサージを受けたり、ひたすら寝るといった受動的な癒しで心身をリラックスさせてみましょう。
対処法3.自分の気持ちを誰かに語る機会をもつ
あなたの話に穏やかな心で耳を傾けてくれる人に自分の心を開いてみましょう。相手は信頼できる友人や家族でもよいですし、カウンセリングという場を利用するというのも有効です。
安全な場所で、ゆっくり話をしながら「今私はこんなこと言っているけれどへんな感じがするぞ?」「これは自分の本心なのだろうか?」と自分の心の反応も観察してみましょう。そこにはもしかしたら偽りの気持ちがあるかもしれませんよ。
対処法4.自分に問いかけをしてみる
自分の気持ちに向き合うべき問題があるときほど他人の問題やネガティブな言動にばかり気持ちがいってしまうもの。それは一種の現実逃避です。周りの人を気にすることはやめて自分のことに集中しましょう。「あなたはどうしたいの?」「あなたは何故そう思うの?」「あなたは何を感じているの?」自分に問いかけをして答えを出す習慣を身につけることをおすすめします。
最初はなかなか上手くいかないかもしれませんが気持ちの筋トレだと思って取り組んでみましょう。
対処法5.自分の気持ちに「いいんだよ」と言ってみる
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相手に幸せになってほしくない。嫉妬、僻み、憎しみ。時にはそういった気持ちをもつこともあるでしょう。ですが気持ちそのものに対して「よい感情、悪い悪い感情」とラベリングして、一部の感情に罪悪感を感じる方がいます。
誰かに感じるネガティブな気持ち。そんなに悪いことでしょうか?気持ち自体は悪いものではないはずです。どのような気持ちも必ずそう感じる理由がありますから、怖れずに感じる習慣を身につけましょう。
自分の気持ちに対しては「いいんだよ」と許可をだしてみましょう。それを自他を害するような行動に移さなければよいことです。
自分の気持ちを大切にしてのびのびと生きよう
見えないものだけれど人生に大きな影響を与える気持ち。今回は自分の気持ちがわからない時に活用できるような原因や対処法をお伝えしてきました。
自分の気持ちを大切にすることは、自分だけが幸せになろうとして自分勝手になることではありません。最終的には相手の気持ちも大切にすることに繋がります。その先には心地よい自分が築く心地よい人間関係がまっているでしょう。
本記事が少しでもあなた様の自己理解や、心地よい人生に繋がるきっかけになりましたら幸いです。