ペットの葬儀に呼ばれたら
最近はペット葬を行うこともあるでしょう。友人にペットの葬儀に参列して欲しいと言われたときの対応をご紹介します。人間の葬儀に出るときほど構える必要はありません。下記にご紹介するのはあくまで一般的なマナーですので、不明な点、迷った点は喪主である飼い主の方に確認するか、葬儀社に問い合わせると良いでしょう。
・喪服ではなく平服で
・香典は不要
・お供えの花やおもちゃ、ペットのおやつなどを持参
ペットを亡くした人にかけてはいけないNG言葉
ペットを亡くした人の傷をえぐるような言葉はかけるべきではありません。親切心で言ったつもりでも、受け取る人の精神状態によってはとても非道な言葉に聞こえます。ペットを亡くした直後の人にかけてはいけない言葉を意識しておいてください。
1. 次の子を飼いなよ
すぐさま新しいペットのお迎えをすすめるのはやめてください。まだ亡くなったペットの面影を追っている飼い主にとって、別の子に愛情を注ぐ余裕はありません。犬でも猫でも、一匹一匹に個性があります。空いた穴を別の子でふさぐことはできないのです。
気を紛らわすために新しいペットを飼えば、前の子にも新しい子にも不義理を感じ、余計に落ち込む可能性があります。本人が望んでいないなら、安易に次のペットはすすめないようにしましょう。
2. かわいそうに
「かわいそうに」とは、亡くなったペットについ言いたくなる言葉かもしれません。しかし飼い主は精一杯のお世話をして、それでも寿命がつきたペットを看取ったところです。
かわいそうと言われると、自分の世話が足りなかったのではないかと、飼い主が自分を責めてしまうでしょう。天寿をまっとうしたペットに対してかわいそうだと同情するのは避けてください。
3. 早く忘れなよ
家族を亡くして落ち込んでいる人に、忘れろと言えるでしょうか。悲しみは簡単に拭えるものではなく、まだ亡くしたペットの思い出にひたっているところなのです。
悲しみから救い出したい気持ちから、つい忘れたほうがいいと言ってしまうのでしょう。しかし悲しみから抜け出すことはできても、思い出をなくすことはできません。ペットとの日々を忘れる必要はないのですから、その言葉は避けてください。