スピリチュアル死について

大叫喚地獄とはどんなところ?小地獄も合わせてスピリチュアル好きの筆者が大解説!

地獄行きを回避するには

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人間界で生活をしている人であれば、死んでまで行きたくないと思うのが地獄ですよね。地獄行きになる条件は、生前に五悪を行った場合です。五悪とは、殺生・邪淫・偸盗(ちゅうとう)・飲酒・妄語の5つのことを表します。死後、地獄に行きにならないように、生きている間にこの五悪を行わないように気を付けましょう。その他方法もご紹介していきますね。

その1:自分の死後遺族に追善供養を行ってもらう

人は死後、複数の神様が四十九日をかけて生前の行いの審査を行います。その際、最後の結審が出るまでに、遺族が故人のために追善供養(ついぜんくよう)を行うと、情状酌量され刑が軽くなるといわれていますよ。追善供養とは、故人の為に遺族が善を積むこと。代表的なものであれば、初七日が追善供養にあたります。

近年では初七日だけ行い、後は四十九日まで何もしないという家も増えているので、自分の人生を振り返って後悔することが多いのであれば、家族にしっかりと追善供養を行うようにお願いしておくのがよいでしょう。

その2:生きている間にお経を唱える

この世には煩悩を刺激するものがたくさん存在しています。20年間比叡山にこもり、厳しい修行を行った親鸞聖人(しんらんしょうにん)でさえ、自身は地獄に落ちて当然だと言い張るほど。その数え切れない煩悩を少しでも消化すべく、生きている間にたくさんお経を唱えることも、地獄行きを回避する方法の内の一つです。

阿弥陀如来様は、自分を信じるものの全てを救ってくださる存在ですよね。阿弥陀如来様を称え信じ「南無阿弥陀仏」と生きている間にたくさん唱えるようにしましょう。南無阿弥陀仏を唱えれば唱えるほど輪廻転生の輪から外れ、神々も住んでいる極楽浄土への切符を手に入れられるかもしれません。

生きている間は善因善果を意識しよう

地獄は大きく8つに分類されており、その5番目になるのが大叫喚地獄です。全部で18の小地獄から成り立っています。その18の小地獄は生きているうちに行った罪状により、送られる先が細かく分かれているので、自分がどの地獄に行くのかは、生前の日々の選択によって変化しますよ。善因善果という言葉を意識して日々を過ごして下さいね。

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