特徴3. 過去のことを後悔することが多い
特徴の3つ目は、過去のことを後悔することが多いことです。こちらはペットに直接的に関係なくとも持っている特徴になります。もし、過去のことを後悔することが多ければ亡くなったペットに対しても「もう少しかまってあげれば…」や「あの時こうしていたら…」など考えてしまうのです。
過去のことを後悔することは誰しもが行う可能性のあるものですが、人よりも多いと自認している方はペットロス症候群になりやすいと言えます。
特徴4. 亡くなったペットのことを思い返すきっかけが多い
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特徴の4つ目は、亡くなったペットのことを思い返すきっかけが多いことです。亡くなって暫くの間は飼っていたペットのことを思い返すだけで辛い気持ちがでてきます。その思い返すきっかけが多いと心に大きなダメージを与えてしまい、修復までの時間が非常に長くなるのです。
具体的には、亡くなった後にもトイレやご飯場がそのままである、インターネットでペット動画を目にする、などがあります。思い返すことは悪いことではありませんが、あまりにも回数が多いと自分を傷つけてしまうことにもなってしまうのです。
特徴5. 感情表現が苦手
特徴の5つ目は、感情表現が苦手であることです。あなたは人前で悲しむことや泣くことに対して抵抗感はないでしょうか。ペットが亡くなってしまうことは非常に大きな悲しみであり、普通の人であればどうしても外に感情がでてしまうものです。もし、無理に感情を出していないのであればそれはダメージ修復を遅くしている原因になっています。
特に、泣くことは25~40%ほど心のダメージを減らすことが可能です。また、悲しさを他人に話すことでも悲しさは薄れることも分かっています。なので、これらができない感情表現が苦手な人はペットロス症候群となりやすいのです。
ペットロス症候群から立ち直る具体的な方法4選
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ここからペットロス症候群から立ち直る具体的な方法を4つご紹介します。もちろん、全部を行う必要はなく、自分に合った方法をしていただければ十分です。少しずつで大丈夫ですので、ゆっくりと対処法を行っていきましょう。
対処するといってもどうなれば立ちなったことになったのかイメージが付きにくいですよね。以下に日本医師会が示している立ち直りまでのステップを掲載しています。本記事での立ち直ったとは第4ステップのことを指していますので、ご確認ください。
第1ステップ|ショックのあまり事実を認められない:心が事実を否定する
第2ステップ|絶望感と悲しみの日々:ペットの死を現実のものとして受け入れる
第3ステップ|少しずつ回復していく:自分の気持ちと向き合う
第4ステップ|もとの生活へと戻る:亡くなったペットのことを思い出として心を整理する
(参考:日本医師会,http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/201.htm)
方法1. 無理に立ち直ろうとしない
方法の1つ目は、無理に立ち直ろうとしないことです。まずは、みなさんにこの方法はやって欲しいものとなっています。無理に立ち直ろうとすることは自分の感情に反しており、さらに心を傷つけてしまう行為です。立ち直ろうとすることは大切ですが、決して無理はしないようにしてください。