人生の悩み人間関係

職場の上司がダメダメ・・・使えない上司によくある4つの特徴と対処方法をサラリーマン生活40年の著者が解説

その3.コミュニケーションが取れない

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部下に対する指示が曖昧で一貫性もないため職場を混乱させる上司です。

部下と会話がない、正確な情報が伝えられないなどのコミュニケーションに問題がある上司は他人の意見を聞かず、独断で行動する人に多く、職場のチームワークを乱すため、部下は必要以上に負担がかかります。

その4.プレゼンテーション能力が低い

部下の仕事の良し悪しは上司の気質で変わります。

部下が作成した書類を上役に納得してもらうため、時には上司だけで説明することがありますが、限られた時間の中で上手く説明できないプレゼンテーション能力が低い上司に任せると相手は混乱するでしょう。

相手に上手く伝わらなければ、書類の作成に費やした時間と労力が水の泡になり、一時的でも仕事が停滞ことで部下のやりがいが下がり、また上司本人の評価も下がるといった悪循環に陥ります。

それでも何とかしたい・・・使えない上司の4つの対処方法とは?

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「使えない上司」の下で働けば、チーム全体の評価も下がり、仕事に対するやる気、やりがいがなくなり、成果が期待できないため、部下が

「使えない上司」と認定すれば、職場の活気がなくなる前に早急に次の4つの対処方法を取って、現状を打破してください。

その1.先輩社員を有効に使う

日頃から信頼できスキルの高い先輩社員とコミュニケーションを取り、いざというときは有効活用すべきです。

上司の指示と部下の考えが合わないことはよくあることですが、仕事を進めるためにも先輩社員に相談し理解を得た上で上司を説得すれば、「あの人が認めているなら」と案外あっさりと承認してくれるかもしれません。

その2.理不尽な仕事には毅然とした態度をとる

上司は部下の仕事量を知っていると思いがちですが、必ずそうとは限りません。

特に忙しい時に自分の仕事以外で重要でもない仕事を押し付けられた時はすごく理不尽ですが断り切れない部下が大多数でしょう。

どうしても断り切れない場合は、与えられた仕事を優先して片付けたいと説明したうえで、他の部下に振り分けるまたは期日を延ばすなどの話し合いが必要です。

その3.コミュニケーションツールを活用し、記録をとる

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コミュニケーションツールで一番に思い出すのが電話やメールですが、上司によっては電話で指示した後は部下任せという安易な方法を取る人もいるため、電話は記録としては活用できません。

そこでメールを有効活用し、上司の指示や進め方、期日などをまとめ、上司に送信(同僚には参照)し、記録として保管しておくのです。

著者はそのメール内容を仕事が完了するまで蓄積したことで、上司とのコミュニケーションとして活用できた上に、仕事もはかどり、上司からメールの返信がなければ承認されたという判断材料や出張時の引継ぎ、進捗管理に利用できたため、無駄な残業も減りました。

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