筆者も10社以上を経験してきて、様々な人間関係を見てきました。でも、巻き込まれませんでした。それは、いちいち気にしなかったからです。今回は職場の人間関係に悩むあなたへ、何があっても気にしない方法と、少しでも関係が良くなる改善策を解説します。
- ストレスになる職場の人間関係5パターン
- その1. 悪口・いじめが横行している
- その2. 派閥争いに巻き込まれる
- その3. 無駄話が多い
- その4. 飲み会や休日の誘いが多い
- その5. 意見が言えない・通らない
- 職場の人間関係を気にしない方法
- その1. いちいち気にしない
- その2. 仕事は仕事と割り切る
- その3. 気を遣いすぎない
- その4. 空気を読まない
- その5. 自分を責めない
- 職場の人間関係を改善するための方法
- その1. 誰にでもフラットに接する
- その2. 悪口に同意しない
- その3. 「すみません」より「ありがとう」
- 職場の人間関係は疲れたらリセットできる
- 自分に自信を持って過ごせばもう人間関係は気にならない
この記事の目次
ストレスになる職場の人間関係5パターン
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職場でストレスになる人間関係のパターンをご紹介します。一見雰囲気の良さそうな職場でも、中に入ってみればドロドロしていたというのはよくあることです。自分の職場では何が人間関係を悪くしているか考えてみてください。
その1. 悪口・いじめが横行している
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さっきまで和気あいあいと話していたのに、ある人が来るとみな口を閉ざしてしまう。あるいは、ある人がいなくなった途端にそのいない人の悪口を言い始める。
こういったことを目の当たりにすると、そのうち自分も標的にされるのだろうと気づきます。または既に、自分も裏で悪口を言われているのだろうと予想するでしょう。周りが信じられなくなり、心を閉ざしてしまいそうです。
その2. 派閥争いに巻き込まれる
上司など発言力のある人が、自分の味方につく人を集めて派閥を作ります。そういうときは必ず対立派閥が現れて、「あなたはどちらにつくのか」と迫られるのです。直接的でなくても、話しかけられる回数が増えたり食事に誘われたりと、知らないうちに取り込まれていることがあります。
自分ではそんなつもりがないのに「あなたは○○さん派でしょ」と分類され、対立派閥の人とはコミュニケーションが取りにくい状態に。とても迷惑な話です。
その3. 無駄話が多い
就業時間中にみなが雑談をしていて、仕事の手を止めています。話に参加せず仕事を進めたいのに、次々話しかけられて集中できないのです。無視するわけにもいかず相手をしていると、いつまで経っても終わりません。
同じ仕事をする仲間であればコミュニケーションも大事ですが、時間内に仕事が終わらず残業になっては元も子もありませんね。残業代を稼ぐために共謀しているならなおのことタチが悪いです。無駄話の多い職場は要注意と言えます。
その4. 飲み会や休日の誘いが多い
何かにつけて懇親会、親睦会と言って飲みに誘われます。会社内のサークルに強制参加させられることもあるでしょう。終業後や休日は貴重なプライベートの時間です。たまにならいいですが、あまり頻繁に誘われると疲れますよね。
気がつけば参加メンバーが固定になっていて、他の人との交流がしにくい状況になることも。断ろうと思っていても、参加可否すら確認されずメンバーにカウントされています。
その5. 意見が言えない・通らない
部署内や上司に威圧的な人がいて、気軽に意見が言えない状況です。業務改善など提案したくても発言権がなく、発言したとしても聞き流されるか否定されます。
あなただけでなく周りの意見も通らないのであれば独裁政治と同じで、職場環境は悪くなる一方でしょう。一人の都合を押し通せば誰かが不都合を被ることになります。その状態が職場にとって健全かどうかは、考えなくてもわかることです。
職場の人間関係を気にしない方法
何かと巻き込まれがちな職場の人間関係を、「気にしなければいい」というのは簡単なことです。できることなら気にしたくなくても、関わる限りはどうしても気になるでしょう。気にしない方法といっても、気の持ち方次第です。少しでも気にしなくて済む考え方をご紹介します。