特徴1. 自分でものごとが決められない
特徴の1つ目は、自分でものごとが決められないことです。過干渉とは子どもの行動に干渉していることでしたが、子どもはその干渉通りに行動すれば怒られませんよね。言うことを聞いておけばいいという考えが小さいころに身についてしまい、大人になっても外からの干渉が必要になってしまうのです。他人からの指示が無いと不安で動けないという方は過干渉に育てられた可能性があります。
特徴2. 周囲に対して異常に気を遣う
image by iStockphoto
特徴の2つ目は、周囲に対して異常に気を遣うということです。過干渉に育てられた人の多くは、幼少期に行動や考えを否定され続けています。否定され続けるのは思っているよりも心に負担がかかり、自然と避けるようになるものです。
幼少期に否定されることに対して恐怖心を抱くことで大人になっても否定が怖く、普通以上に気を遣ってしまいます。性格により周囲に気を遣う人もいますが、嫌われたくないからという理由であるかどうか確認してみましょう。もし嫌われたくないからという理由であれば過干渉に育てられた可能性があります。
特徴3. 依存体質である
特徴の3つ目は、依存体質であることです。ここまで解説したように、過干渉に育てられた人は親の言うことを聞き続けて育っていますが、それは1種の依存関係にあります。実は、親の言うことを聞くことによる安心感に依存しているのです。しかし、何らかの理由で親元を離れると依存先が他のものに変わることが多々あります。特に恋人に依存することが多く、恋愛体質となることが多いです。恋愛体質である人はなぜなのかを考えてみましょう。
過干渉に育てられた人の対処法
image by iStockphoto
ここまで過干渉に育てられた人の特徴について解説しましたが、デメリットだらけであることが分かったと思います。過干渉に育てられた人は自分で対処する必要があるのです。具体的な対処法は様々なものがありますが、一人の人間としてしっかりと自立することが最も重要だということを覚えておきましょう。自分をしっかりと持つことで過干渉から抜け出せるだけではなく、性格も自然と変えていくことが可能です。
過干渉から抜け出し、性格を変えていくことは非常に難しく、時間もかかります。少しずつ自立することを目指して行動を起こしていきましょう。
過干渉はだれも幸せになりません。必ず抜け出そう
今回は、過干渉な親の特徴、過干渉に育てられた人の特徴と対処法について解説しました。過干渉は大人となった時に確実に影響がでてくるものです。本記事で自分が過干渉に育てられたと分かった方はしっかりと自立することを目指していきましょう。初めはつらいかもしれませんが、その先には今までとは違った生活が待っています。