方法2. DVをしている様子を録画し、夫に動画を見せる
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方法の2つ目は、 DVをしている様子を録画し、夫に動画を見せることです。DV夫は自分がどのようにDVをしているか、どのぐらい相手を傷つけているか分かっていません。DVをしている様子を客観的に見せることによって自分の姿を認識し、DVをやめようと夫側から努力してくれるかもしれません。
夫の機嫌がいい時に録画のことを伝えて了承しても、DVが始まったらカメラを壊してしまうことが十分に考えられます。この方法を試すのであれば必ず隠し撮りにしてください。そうすることでいつもの姿を夫に突き付けることができます。
方法3. 一緒に専門機関に行ってみる
方法の3つ目は、一緒に専門機関に行ってみることです。日本でDV問題は深刻化しており政府がDV防止の法律をつくるなどさまざまな対策をおこなっています。
個人で比較的簡単に利用できるものは、各自治体に置かれているDV専門窓口に相談することです。相手はDV相談のプロフェッショナルであるので、的確なアドバイスや次の機関を紹介してくれます。無料であるのでまずは話をしてみるだけと考え、最初は気負いすぎずにご相談ください。
夫がDVをやめてくれない場合には
今まで紹介した対策法全てをおこなってもDV問題を解決できない可能性があります。その場合は夫と離婚してください。離婚にはさまざまなデメリットがあると思いますが、DVは必ずあなたを不幸にするものです。DVは十分に離婚する理由になります。
子どもがいるのであればその子を、まだいないのであれば将来子どもとなる子のことを考えてください。DVを目撃しながら育った子どもは性格が大きくゆがむことが分かっています。みなさんの記憶に残っているような残虐な事件の中でも親がDVをしていたという方は非常に多いです。子どものため、あなたのためにDV夫から勇気を出して脱出しましょう。
DVのない幸せな夫婦生活を
本記事では、DV夫の特徴と暴力を振るう心理、DVをやめさせる対処法をDVに詳しい筆者が解説しました。DVはあなたと子供を確実に傷つけていきます。DVをされても好きだという気持ちは非常によく分かりますが、自分たちのことを客観的に見直してみましょう。DVの無い生活はとても穏やかに過ごすことができ、あなたを幸せにしてくれます。