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プレゼンでのコツ10選!資料の作り方・本番での効果的な話し方をビジコン受賞者がご紹介

プレゼンのコツ5選(本番編)

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ここではプレゼンのコツ(本番編)について解説していきます。準備したものを100%伝えるためにプレゼン本番のコツを知りましょう!

コツ6. 話す速度に気を付ける

本番編の1つ目のコツは、話す速度に気を付けるという事です。話す速度が速すぎると聞き手の理解が追い付かず、何を言っているのか分からなくなります。相手が1つ1つ理解をし、プレゼンに興味を持ってもらえる速度で話すことを意識しましょう!
一般的に、理解しやすい速度は1分間に300文字程度と言われています。早くなりすぎない、時間をかけすぎないように準備段階から練習を繰り返しておきましょう。

コツ7. 声の大きさに気を付ける

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本番編の2つ目のコツは、声の大きさに気をつけるということです。声が大きすぎてはうるさいと感じますし、小さいと話の内容が伝わりません。声の大きさは会場の大きさ・マイクの有無などで変わるので、プレゼン前にどのぐらいの声の大きさが適切か調査しておきましょう!

会場で予行練習ができれば一番いいのですが、それが出来ない場合は周りの人に聞いてみるだけでも十分な効果があります。

コツ8. 適切な間を空けて話す

本番編の3つ目のコツは、適切な間を開けて話すということです。文章と文章の間があまりにも狭いと聞き手の理解が追い付かなくなります。聞き手が理解できる間で話せているかは常に意識しておきましょう!適切な間においては色々な説があるので、自分にとっての適切な間を見つけましょう。

コツ9. なるべく聴衆の方を向いてプレゼンを行う

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本番編の4つ目のコツは、なるべく聴衆の方を向いてプレゼンを行うということです。プレゼンでなにより大切な事は説得力ですよね。目を合わせる事は以下の様な効果があります。

  • 意思を伝える ノンバーバルコミュニケーションにおいて、目は最も「意思」を伝えることができるパーツでです(目は口ほどに物を言う)。
  • 距離感を縮める 聞き手にとって、目が合うと「自分を気にかけてくれている」という気持ちになり、心理的な距離感が縮まります。
  • 集中力を高める 同時に、見られていることで「話を聞かなくては」という意識が高まり、集中力と緊張感が高まります。

(https://www.iso-hama.co.jp/tebiki/2017/12/12/058/)

このように目を合わせることで説得力は非常に高まります。プレゼン時は意識して聴衆の方に目をむけましょう!

コツ10. ジェスチャーを用いてプレゼンを行う

本番編の5つ目のコツは、ジェスチャーを用いてプレゼンを行うという事です。メラビアンという心理学者が出した法則によると、人は情報を得るときに55%は視覚から入ってきます。プレゼンにおいての視覚情報はスライドと発表者という2つであるので、ジェスチャーによる効果はかなり大きいです!

日本人は体で情報を与える事が苦手だと言われますが、練習で必ずできるようになります。自然と出来るようになるまで練習を続けていきましょう!

大見出し:上手なプレゼンの例3選

ここでは有名なプレゼンの例を3つご紹介します。プレゼンは上手い人のを見て技術を盗むことも大切です。例に挙げている動画を見てどの部分が良いのか考えながら見てみましょう!

例1. スティーブ・ジョブス

上手なプレゼンの1つ目の例は、スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式でおこなったスピーチです。スティーブ・ジョブスといえばiPhoneを発売し、全世界に普及させるなど凄腕経営者として有名ですね。iPhoneなどのApple製品が爆発的に人気となったのはスティーブ・ジョブスのスピーチの影響が大きかったと言われています。

スティーブ・ジョブスのプレゼンで一番すごいところは心に刺さるワンフレーズを必ず聴衆に残す事です。本当に良いプレゼンとはプレゼン後も残り続けることなのかもしれません。

ちなみにスティーブ・ジョブスは1つのプレゼンに対し、1つの単語や1歩の速度など徹底的に練習をしていました。プレゼンの天才は努力によって生まれているのですね。

例2. バラク・オバマ

上手なプレゼンの2つ目の例は、第44代アメリカ大統領であるバラク・オバマのスピーチです。バラク・オバマはアメリカ史上初の黒人大統領となりましたが、選挙に勝てた要因はスピーチだと言われています。

バラク・オバマのプレゼンで一番すごいところは共感性が非常に強いという事です。プレゼンやスピーチというものはどれだけ聞き手を惹きつけるかが重要ですが、バラク・オバマはプレゼンを聞くことにどのようなメリットがあるのかを聞き手に必ず示しています。この工夫は学校や仕事のプレゼンでも有効的なので積極的に用いていきましょう!

例3. 三輪 開人

上手なプレゼンの3つ目の例は、NPO法人e-Education代表の三輪開人のスピーチです。三輪開人はバングラデシュの貧しい高校生に映像教育を提供し、教育支援をするなど途上国への支援活動をおこなっています。

三輪開人のプレゼンの一番すごいところは資料力です。試しに音を消して映像だけを見てください。このスピーチは音を消しても内容が伝わることが分かるのではないでしょうか。良いプレゼン資料というものは音が無くなっても良い資料だと分かります。

もちろん、ジェスチャー力、声の出し方など他の点も非常に優れているので参考にしてみてください。本記事の紹介では唯一の日本人であるので、話し方に関しては三輪開人の動画を参考にしましょう!

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