浮気や不倫をする女の特徴って?心理学的原因&メカニズムと女性の気持ちも心理学を学んだライターが解説! – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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浮気や不倫をする女の特徴って?心理学的原因&メカニズムと女性の気持ちも心理学を学んだライターが解説!

メカニズムその2:自傷行為

「自傷行為」とは、意図的に自分を害する行為です。代表的なものは手首を切る「リストカット」で、特に若い女性に多く近年の日本では増加傾向に。自傷行為はこころに抱えている不安や悩みが「自分を傷つける」という行為で表面化し、その原因は実は本人もよく分かっていないことがあります。そして、この行為に依存してしまうケースも。

浮気・不倫も本人は気付いていないかもしれませんが、当事者を傷つける行為です。こころに抱えている不安や悩みを、一時的に解消する自傷行為の一種として浮気・不倫に走る女性もいるではないでしょうか。

メカニズムその3:栄光浴

人は、高い評価を受けている他人と自分自身の間になんらかの結びつきがあることを強調することによって、自らの自尊感情を高め自分の価値を上げようとします。

芸能人と同級生だった、活躍しているスポーツ選手と同じ出身地だ、など誰かに自慢されたことが思い当たる人も多いのではないでしょうか。この心理が「栄光浴」です。ブランド品の洋服やバッグを欲しがるように自分以外のもので自分の価値を上げようとする働きともいえます。自分よりも社会的に高いと思われる地位に浮気・不倫の相手がいる場合、この「栄光浴」が原因の場合もあるかもしれません。

メカニズムその4:認知的不協和

人には、自分の行動や感情も含めて、さまざまな物事・事象に関する知識の間に不一致がないような協和状態を求める傾向があり、不一致があると不快な状態になります。これが「認知的不協和」です。

好意を持った相手のことを諦める、というのは「認知的不協和」が生じる可能性が。そこで、自分の好意を諦めずに浮気・不倫の関係へ進んでしまう、ということも考えられます。

浮気や不倫、調査結果による男女の違い

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浮気や不倫は相手がいなくては成り立ちません。この記事では、浮気・不倫をする女性の特徴ついて考察していますが、浮気・不倫に男性・女性の差はあるのでしょうか。実際の調査結果からみてみましょう。

その1 女性は男性より浮気・不倫をしない?

相模ゴム工業は、2018年に47都道府県20〜60代の男女14,100名にインターネットで調査を行いました。その中に、「結婚相手/交際相手以外に性行為をする相手はいますか?」という質問があります。言い換えれば、浮気・不倫をしているかどうかの質問です。

結果は、「浮気・不倫はしていない」は男性(全体)が73.5%、女性(全体)が84.8%でした。つまり、浮気・不倫をしない割合は男性より女性が約10%高いという結果です。女性で浮気・不倫をする人は男性より少ない、といえるでしょう。

その2 女性の浮気・不倫は本気になりやすい?

先の調査の「結婚相手/交際相手以外に性行為をする相手はいますか?」では、「特定の相手が1名いる」、「複数名いる」、「特定ではないがいる」についても回答があります。男性は「特定の相手が1名いる」15.1%、「複数名いる」2.5%、「特定ではないがいる」2.9%。一方、女性は「特定の相手が1名いる」13.6%、「複数名いる」0.9%、「特定ではないがいる」 0.7%。

比較してみると、男性より女性の方が複数名との浮気・不倫をする割合は少なく、1名と浮気・不倫をするパターンが多いということです。そのため、女性の浮気・不倫相手は1人で、男性よりも本気になりやすい、といえるのではないでしょうか。

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