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浮気や不倫をする女の特徴って？心理学的原因＆メカニズムと女性の気持ちも心理学を学んだライターが解説！

浮気や不倫をする女性の3つの特徴はこれ

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これまで、浮気・不倫をするこころのメカニズムや原因について紹介してきました。それでは、浮気・不倫をする女性の性格や行動については、特にどのような特徴があるのでしょう。今までの記事の内容も振り返りながら考えていきます。

その1.　倫理観が低い

はじめの「欲求を抑えられないメカニズム」で説明しましたが、人には本能的欲求（エス）を社会生活において出してもよいかどうか内省する「超自我」が備わっています。「超自我」は社会の中で生活している内に育まれる「倫理観」や「モラル」のことです。

浮気・不倫をしてしまった有名人が謝罪会見を行ったり、活動自粛になる例をみると、浮気・不倫は日本の社会的には好まれない欲求といえるでしょう。そのため、適切に超自我が働いていれば「浮気・不倫をしたい」という欲求があっても実際に行動に移すことは抑えられるはずです。さらに、先に挙げた相模ゴム工業の調査では、浮気・不倫をする女性は全体の15.2％と低い割合になっています。

このことから、日本社会において浮気・不倫をしてしまう女性は超自我が適切に作用していない、あるいは、超自我が適切に育まれなかったための低い倫理感が特徴です。この場合、罪悪感を感じることは少ないでしょう。

その2.　自己評価が低い

「浮気・不倫……タブーを犯してしまうメカニズム」のところで、自尊感情が低下したり、こころに不安や悩みを抱えていると自傷行為として浮気・不倫の原因となり得る、と紹介しました。自尊感情の低下は若年層で多く見られ、自傷行為は若い女性に目立つ現象です。

このように、自己評価が低い女性のこころの不安定さが浮気・不倫として表面化する場合もあると思います。

その3.　上昇志向が強い

「浮気・不倫……タブーを犯してしまうメカニズム」のところで、「栄光浴」について紹介しました。成果を挙げていて社会的に評価されている他人との結び付きを強調することで、自分の価値を上げようとする作用のことですが、浮気・不倫相手にこれを求める女性も多いのではないでしょうか。

「進化心理学」では、女性は生物学的に産んだ子供を成人させることを「成功」とみなす、とされています。そのため、パートナーには身体・頭脳共に優れ子供を養育してくれる父性と経済力を併せ持つ男性を求めるそうです。ただ、そのような好条件を兼ね備えた男性は当然多くの女性から求められ人気があるので、すでに彼女がいたり既婚者の可能性が。そして結果、浮気・不倫になってしまう、ということもありえます。