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裏拍手の意味とは?呪われる?3つの意味と怖い話をスピリチュアル好きの筆者が解説!

手の甲で拍手をする「裏拍手」は、オカルト界でも有名な怖い動作として有名です。そんな裏拍手には怖いイメージ通り様々な恐ろしい意味が込められています。

今回はそんなちょっと怖い裏拍手についてスピリチュアル好きの筆者が解説していきます。裏拍手にまつわる話も紹介しているので、怖い話や都市伝説が苦手な方はご注意ください。

裏拍手とは

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裏拍手(逆拍手)とは、手のひらを合わせて行う通常の拍手と異なり、手の甲を合わせて行う拍手のことです。日常生活では滅多に知ることのない行為ですが、オカルトや都市伝説の世界で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。一見ただの奇妙な拍手に見えますが、実は古来より不吉な意味が込められている行為なのです。

特に怪談では登場することが多く、怪談好きの間では裏拍手が恐ろしい行為であることは有名。ホラー映画や怖い番組で取り上げられることもしばしばあります。

裏拍手の3つの意味

ここからは、裏拍手に込められた本当は怖い3つの意味を紹介していきます。裏拍手を遊び半分でやってはいけない意味がわかるので、気になる方は是非チェックして見てください。

1:相手を呪う

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生きている人が誰かに対して裏拍手を行うと、それは「相手を呪う」という意味になります。もっと具体的に言えば、相手の死期を早めるような呪いをかけられるそうです。古くから黒魔術や呪術で用いられる動作で、遊び半でやってはいけない歴史のある呪術であることが分かります。

2:死者の拍手

死者は何かにおいて、生者とは真逆。代表的な逆の作法「左前の装束」や「逆さ水」などと並び拍手も裏拍手を使うようです。これは古くより、あの世はこの世と全てが逆であると考えられているため、行われている儀式です。これらの儀式は総称して「逆さごと」と呼ばれ、一般的には生者に対して縁起の悪いことだとされています。

また裏拍手は、水死体が生者を水へ引き引きずりこんだ時に行う喜びの拍手が起源であるという説も。溺死した者が仲間が増えた喜びで拍手をしようとするも手のひらがふやけてできなかったため、手の甲を使って拍手したために裏拍手が誕生したと考えられています。

逆さごと:今世と全てが逆であるあの世で死者が困らないように、装束や姿勢などを今世で使う作法と逆に行うこと。一般的には死装束や北枕、逆さ水や逆さ布団などが行われます。

3:不吉の印

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もともと神様に捧げられる拍手(柏手)には邪気を払う力があるのですが、裏拍手はその真逆。そして陰陽道で掌は陽、手の甲は陰を意味しています。そして普通の拍手は陽と陽を合わせるのに対し、裏拍手は陰と陰を合わせているのです。そして陰と陰を合わせる裏拍手は、凄まじい陰の力を放つ不吉の印だとされています。不吉や死を呼び寄せる、やはり大変危険な呪術の側面を持っているのです。

柏手:参拝や神様にまつわる行事などで、神様を拝む時に手を打ち鳴らす作法。2、4、8回と鳴らす決まりがあり、一般参拝では2回が推奨されています。

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