3.ギリシャ:女神のお気に入り
古代ギリシャでは愛と美の女神アフロディーテがすずめをペットにしていたと伝えられています。女神の乗る車を引くのは鳩の群、女神が乗りこなすのはガチョウか白鳥とどちらも大型の鳥。小さくて目立たないすずめは女神のお気に入りだったことから女神を象徴する愛の意味を持ち、スピリチュアルワールドとこの世をつなぐ鳥となりました。
4.インドネシア:幸せの象徴
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野鳥ではあっても人の暮らしと近い場所にいるすずめは人家に巣を作ることもあります。インドネシアでは家にすずめが巣をかけたら幸運が舞い込む、結婚式が近い、幸せな結婚ができるなどといわれるそうです。すずめを呼ぶと雨が降るともいわれることから、農作物の守り神的な扱いも多分にスピリチュアルなつながりから考えられています。
5.キリスト教:苦しみの後の勝利のシンボル
すずめを勝利の象徴と考えているのはキリスト教の国々。キリストがはりつけにされた時、唯一付き添っていた生き物がすずめだったのだそうです。生きたまま十字架にはりつけにされた上、槍で左右から突かれてもすぐには死ねずに苦しみが長く続きます。傍らでその一部始終を見たすずめはその後のスピリチュアルイベント、キリストの復活時にも登場し、長く続いた悲しみと苦しみの後の勝利を象徴する存在とされました。
スピリチュアルガイドとしてのすずめ
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すずめの姿はどこにいても見られるといいながら普段あまり気にしないで暮らしている人も多いのではないでしょうか。たまにそのような当たり前の存在がとても気になることがあったら、スピリチュアルメッセージととらえて欲しいですね。特に知っているといいのは告白しようかどうか迷っている時、すずめを見かけたら躊躇しないこと!逆に恋をかなえたい時にはすずめを呼んで助けてもらうこともできますよ。
もうひとつすずめが気になる時は、あなたとは文化的に異なる人達についての理解が深まる時です。地球が狭くなり国際的になってきたといってもまだまだ相互理解が難しいのは事実。すずめはスピリチュアルワールドからの案内役として多文化共生の為の助けにやってきたとする説もご紹介しておきます。
幸せの大切さ
すずめがスピリチュアルに伝える意味は保護・喜び・勤勉・自尊心など多岐に渡ります。私達人間もそれぞれの目標に到達して成功をおさめる為には勤勉であることが大切と教えられました。でも同時に心から楽しめるリラックスタイムを取ることも忘れずに♪サイズの小ささは決してマイナスにならないどころか、家族や仲間と協力すればどんない大きな脅威にも立ち向かえることを伝えてくれるのがすずめです。身の回りの小さな物事に幸せを見出しながら、それぞれの属する場所でフレンドリーに暮らしていきましょう。