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向かい干支に裏干支とは?表干支との相性・裏干支の相性をスピリチュアル好きの筆者が大解説!

1年の顔を代表するのが十二支ですよね。十二支は自分の運勢にも大きく影響を与えるもの。その干支に、向かい干支や裏干支とよばれるものがあるのをご存じでしょうか?裏だけ聞くとあまりいいイメージは沸かないでしょう。しかし、向かい干支や裏干支は表の干支と相性が抜群!向かい干支や裏干支が縁起がいいものとしての認識は古く、江戸時代に遡ります。ここでは、スピリチュアル好きの筆者が向かい干支や裏干支とは一体何なのか、表干支との相性も詳しく大解説しますよ!

向かい干支・裏干支とは?

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「向かい干支」「裏干支」という言葉は、あまり聞き慣れませんよね。向かい干支と裏干支は、言葉が違うだけで、同じものを表しています。どちらかというと、裏干支と表現されることの方が多いかもしれません。向かい干支・裏干支は、自分の生まれ年の干支から6つ先に位置する干支、または対極にある干支のことをいいます。他の言葉で逆さ干支ともいわれますよ。

向かい干支・裏干支は、自らの持つ表干支と併せ持つことで、お互いの足りない部分を補い高め合えると考えられています。そのため、守り干支と表現されることもある干支です。

江戸時代から続く信仰

向かい干支・裏干支の風習は、古くは江戸時代から民間の間で信仰されていました。向い干支・裏干支を大切にすると、出世したり幸運が訪れるとされ、子どもの着物の背中にあしらったり、根付けに用いられたりと、縁起が良い物として日常生活の中で親しまれていました。

明治時代では、作家の泉鏡花が自身の向かい干支・裏干支であるうさぎの干支コレクターだったのは有名な話ですよね。向かい干支・裏干支の相性は人間関係にも当てはまり足りない物を補え、さらには高め合えることから、相性が良く深い縁で結ばれると考えられたのです。

向い干支・裏干支の干支別相性

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向い干支・裏干支の、干支別の相性を詳しくご紹介しますね。夫婦やカップルで向かい干支・裏干支であると非常に相性がいいといわれます。向かい干支・裏干支の相性は他の占術に通ずるものがあり、九星気学でいうなれば、「相剋(そうこく)」にあたりますよ。まだ自分の向かい干支・裏干支を知らない人は、是非参考にしてみてください。両親や自分自身、恋人や伴侶との相性をみてみると納得をするかもしれません。

<向かい干支・裏干支一覧>

・子(ねずみ)⇔午(うま)
・丑(うし)⇔未(ひつじ)
・寅(とら)⇔申(さる)
・卯(うさぎ)⇔酉(とり)
・辰(たつ)⇔戌(いぬ)
・巳(へび)⇔亥(いのしし)

子(ねずみ)と午(うま)の相性

十二支の逸話に一番初めに登場する子(ねずみ)は、午(うま)と向かい干支・裏干支になります。子は真面目で非常に努力家で気配り上手。適応能力も高く世話好きですが、世話好きの度が過ぎてしまうことがあります。一方、午は陽気で面倒見がよく、目立つことが大好きです。行動力もあるので、人の役に立ちますが、自己顕示欲が強くでると、自己中心的に思われることも。

しかし、自己中心的な午にとって、努力家で気配り上手な子は新鮮で愛らしい存在になるでしょう。子も自分にはない大胆さを秘めた午を尊敬するようになります。子が午を影ながら支えると、より相性がよくなりますよ。

丑(うし)と未(ひつじ)の相性

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丑(うし)と向かい干支・裏干支になるのは未(ひつじ)。同じ草食動物ではあっても、性質は全く違います。丑は慎重でとにかくマイペース。ほとんど怒ることはありませんが、一度怒ると手が付けられません。未は人情味に溢れ、人との繋がりを大切にします。そのため、人との調和を図ることが上手いので、喧嘩の仲裁も得意です。一度怒ると手のつけられない丑ですが、未であれば暴れん坊の丑であっても、子猫のようにおとなしくなりますよ

他にも、未は気遣いしすぎる一面をもちます。しかし、丑のようにどっしりと構えている人が側にいてくれると、精神的に安心した日々を送ることができるでしょう。

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