スピリチュアル霊・霊感

希少性の高いオッドアイが持つスピリチュアルな意味6選!オッドアイになりやすい動物も精神世界を研究する筆者が簡単に解説

あなたはこれまでの人生で、オッドアイを持つ何人の人と出会ったことがあるでしょうか?絶対数が極端に少ないせいで古来から特別視されてきたオッドアイは決して物語の中だけの存在ではありません。科学的に見ればメラニン色素のいたずら、スピリチュアル的に見れば神に選ばれた存在などオッドアイにはさまざまな意味が隠されているのです。精神世界を研究する筆者がオッドアイの魅力と秘められた意味を説明していきましょう。

オッドアイっていったい何?

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オッドアイとは日本語で虹彩異色症といい、一般的に左右の目の色が違っている状態のことを指します。オッドアイは全人口のわずか1%だけに発症するたいへん珍しい症状。100人に1人ならけっこうな数になりそうな気もしますが、そのほとんどが白人種の女性に現れる為に地域性に左右されがち。1%とは部分的に目の色味が違うだけの場合もすべて含めた確率なので、統計上では多く存在するように感じられるのです。

たいていの場合はメラニン色素のアンバランスによって発症する先天的なものといっても、完全な遺伝性ではありません。事故などによる強い圧迫、病気その他の原因で突然オッドアイになってしまうことも!左右の目の色が完全に非対称のオッドアイを持つ人は珍しく、医学で区別している3種類は以下のとおりです。

完全異色:瞳の周りの部分で左右の色が全く違うタイプ
部分的異色:部分的に違う色が入っているタイプ
中央異色:リングのように違う色の輪ができているタイプ

オッドアイがスピリチュアルに意味すること6選

科学文明がまだ発達していなかった大昔から存在するオッドアイについては、時代に合わせてあらゆる解釈がされてきました。数の少なさゆえの神格化や見た目の違いから恐れを抱いた為に悪ととらえたり、宗教的に見ても土着信仰からキリスト教に至るまでオッドアイの出番は少なくありませんでした。スピリチュアルの世界ではオッドアイをどうとらえているのかお話していきましょう。

1.前世の名残り:生まれ変わりを信じさせてくれる

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オッドアイを持つ人は前世の一部を持ったまま生まれ変わってきたとされ、そのせいで片方ずつ異なった色の目を授かったといわれています。つまり一つの肉体に二つの魂が混在している状態を目の色で表現していることになりますが、混同して欲しくないのは二重人格などの精神疾患とは無関係ということです。

オッドアイでなくても前世を思い出せる人はいますし、誰でも多かれ少なかれ幼い頃には前世を忘れ切れていないもの。スピリチュアルなイメージとして、オッドアイの人が人生とは今生だけで終わりではないことを教えてくれているのです。

2.千里眼:先を見通す力が宿る

千里眼とは普通の人には見えない遠くの世界を見る能力のある人を指す言葉ですが、現実世界はもとより精神世界と深くつながれる力がオッドアイの人には宿るといわれます。占い師や祈祷師などスピリチュアルパワーを持つ人が、水晶玉をのぞいて普通の人に見えない世界を見るようにオッドアイを持つ人にも先を見通す力があるとされてきました。

3.霊覚者:神様のアシスタント

全ての生き物はこの世での仕事をきちんと終えたらレベルアップした世界へ転生するのですが、多くの人々を助ける役目を担ってわざわざ再び地球へ戻る人もいます。神のアシスタント役として認められた人の印がオッドアイの姿で現れることがあるのですね。スピリチュアルワールドに通じながら地球に暮らした実体験を持っている霊覚者は、ただ感じたり見えたりするだけの霊能者と違って完全に目覚めた霊覚者となります。

4.ゴーストアイズ:違う色の目で違うものを見る

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左右の色が違うオッドアイは同時に異なるものを見る能力があると信じられてきました。たとえばネイティブアメリカンにとって、オッドアイの人は天国と地獄を一時に見ることのできる不思議なスピリチュアルパワーの持ち主です。まぎれもない神からの贈り物ではないでしょうか。

ポリネシア神話のヒーロー的存在マウイは、神と人間のハーフでそれまでの世界にはいなかった破天荒な性質を持ったキャラクターとして知られています。ひどいいたずらをする半面、人類の為になる改革も数々やってのけたマウイは茶色の目と緑色の目を持つオッドアイであったと伝えられているのが興味深いところ。

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