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シードオブライフとは?意味や活用方法など生命の種や宇宙の法則といわれる由縁を占い好きの筆者が大解明!

「シードオブライフ」という言葉を聞いたことがありますか?スピリチュアルや神聖幾何学模様に精通している人はすでにご存じの場合が多いでしょう。言葉だけではなにかわからなくとも、図や写真を見たときに、見たことある!という人が増えるのも、シードオブライフの特徴です。私たちの日常に多く溢れているシードオブライフを、占い好きの筆者が大解明します。気になる人は、是非参考にしてみてくださいね。

シードオブライフとは?

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神聖幾何学模様のうちの一つ

シードオブライフとは神聖幾何学模様とよばれるものの内の一つです。神聖幾何学模様とは、生命の誕生パターンなど神聖な要素を表す幾何学模様で、古代から受け継がれる叡智やエネルギーが込められているとされています。神聖幾何学模様には様々な種類が存在しており、フラワーオブライフやメタトロンキューブ、マカバにツリーオブライフなど、スピリチュアル界では有名なものも神聖幾何学模様の種類ですよ。

もう少し詳しくなると、シードオブライフ→フラワーオブライフ→ツリーオブライフの流れで発展し、ツリーオブライフは完全な形としてシードオブライフが中に含まれているのです。しかし、神聖幾何学とよばれる幾何学の起源自体、あまり詳しく解明されていないのが現状とされています。

発展させたのは歴史上の偉人たち

神聖幾何学模様の起源などについては不明ですが、まだ有名でなかった神聖幾何学模様に注目し、発展させた人物がいます。かの有名な哲学者「ピタゴラス」です。ピタゴラスの定理で知られる数学の天才。ピタゴラスの持つ思想事態がスピリチュアルな要素を含んでいたため、ピタゴラスの思想を支持する人たちには、五芒星が魔除けや開運の意味をもつものとして使用されていました。

そこから更に神聖幾何学模様を発展させ有名にしたのが「ドランヴァロ・メルキゼデク」です。メルキゼデクによって古代知識であるマカバ瞑想、シードオブライフの次の段階であるフラワーオブライフが世界から注目を浴びるほどになりました。シードオブライフを含む神聖幾何学模様は、多くの偉人がその存在や効果に魅了されています。

宇宙の法則?

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シードオブライフは7つの円でできた幾何学模様で、加護と恵みのシンボルであり、フラワーオブライフの前段階です。シードオブライフは、中心の円を6つ円がかならず中心の円の中心を通るように囲み並んでいます。この時、中心の円の中に花が咲いているように見えるのですが、スピリチュアル界ではそれがシードオブライフに秘められた宇宙の法則と考えられているのです。

確かに、偶然にしてはうまく出来すぎた形ですよね。宇宙の法則が秘められているシードオブライフとは、全ての生命が生まれる前に最初に創り出す段階であることから、生命の種(seed・シード)ともよばれるようになりました。他にも、シードオブライフは様々な意味を含んでおり、光が創造したといわれる創造の7日間を表すシンボルともいわれているのですよ。

数字の7がポイント

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シードオブライフの図は、7つの円から形成されていますよね。シードオブライフの形成には、円が1つも欠けることなく、7つである必要があります。宇宙の法則ともいわれるシードオブライフは、円も重要ですが7という数字も重要なポイント。数字の7は古来から神秘数字として扱われており、その時代の重要な基盤となり、発展をし人類の文明に大きく貢献しています。

いつの時代も形を変え、常に基盤となり発展し続けているのが神秘数字の7です。私たちは知らない間に神秘数字の7の影響を大きく受けているといえるでしょう。まだまだ解明の必要がある数字の7ですが、神秘数字として、これからも多くの歴史の中で功績を残すと考えられています。

キリスト教でも聖書の創世記には創造の「7」日間が

シードオブライフが、光が創造したといわれる創造の7日間を表すシンボルであることは、聖書の創世記にも記されています。一切の直線が使われていない小さな7つの円は、それぞれ世の流れ、時の流れの象徴。そのことから、特に西洋地域で7という数字は神聖なものであり、創造の7日間として例えられます。

神は、第一の日に光と闇、第二の日に天、第三の日に地・草・木、第四の日には太陽・星、第五の日に生き物(鳥・魚)、第六の日に地の生き物・人を造られ、こうして天地万物は完成され、第七の日には、ご自分の仕事を離れ安息されたことから、1週間は7日間になったのが、世に知られている創造の7日間ですよね。

仏教が主流の日本ではあまり重要性がありませんが、聖書の創世記に記されている創造の7日間は、キリスト教やユダヤ教、イスラム教では大きな意味を持つのです。

世界最古の文明でも「7」は特別な数字

世界最古の文明といわれるメソポタミア文明でも数字の7は特別なものとして扱われていました。1週間を7日としたのは、古代バビロニア人です。私たちが1週間7日制になったのは、古代バビロニア人の影響が大きくあるといわれています。新月→上弦→満月→下弦→晦(かい)の周期が約7日間。このことから、古代バビロニア人は、月の満ち欠けを元にして、1週間を7日と定めました。

諸説ありますが、ユダヤ人が1週間を7日としたのも、古代バビロニアにいた時の知識が元になっているといわれていますよ。月の満ち欠けから1週間を7日と定めた古代人の叡智には、感服するものばかりですよね。

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