今回は、そんなセミの抜け殻に隠された不思議な意味や言い伝えを、スピリチュアルに詳しい筆者が解説していきます。使い方や風水的な意味なども詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
セミの抜け殻は縁起が良い?
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夏になると木や電柱などにくっついているのを見かけるセミの抜け殻は、実はスピリチュアル的に縁起の良いものとして知られています。一見セミの幼虫が羽化した後のただの抜け殻に思えますが、もともと縁起が良い昆虫として有名なセミの成長過程で生じる縁起の良さを象徴しているものだと考えられているのです。
成虫としての寿命はわずか7日間前後と、とても儚く神秘的な生態をしているセミの成長過程は1つ1つが非常に重要なもの。特に土の中からようやく這い上がり、地上を謳歌する成虫となる成長で発生する抜け殻は、力強い命の再生に伴うものとして重要視されているのです。この文化は日本に限ったことではなく、中国やフランスにも浸透しています。
セミの抜け殻に隠された高次的な6つの意味
ここからは、セミの抜け殻が示す高次の意味を詳しく解説していきます。スピリチュアル的なメッセージが理解できれば、セミの抜け殻に対するイメージが変わるはずです。夏が終わる前にぜひチェックしてみましょう!
1:心身が成長する前兆
地中で暮らす幼虫から、地上で暮らす成虫への羽化に成功した証であるセミの抜け殻は、心身の飛躍的な成長の前兆としても考えられています。私たちに起こる大きな変化を暗示する存在で、見つけた場合は自分が成長する大切なタイミングに差し掛かっていると考えて良いでしょう。
特に自分の人生がマンネリ化しているように感じる人や、ステップアップしていきたいと考えている人などは、セミの抜け殻を飾ったり、身に付けたりするのがおすすめです。セミの抜け殻に付随する成長の恩恵を、効果的に得ることができますよ。
2:再生や進化の象徴
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セミは60%程度の確率で羽化に失敗すると言われている昆虫であり、成虫として無事に殻から抜け出すことだけでも大変なこと。そのため無事に幼虫が脱出した綺麗な抜け殻は、生命の再生や進化のエネルギーに溢れた貴重なものなのです。
そのため、力強い生命力や、人生を生き抜く幸運にあやかりたいという場合にセミの抜け殻を利用する人も少なくありません。特に中国ではセミの抜け殻は再生と復活のシンボルとして親しまれています。
3:物事の進展や成功
地上で長年暮らしていた幼虫が、空中を飛行する成虫に変化することから、セミの抜け殻はさまざまな物事の進展や成功を連想させる縁起物としても知られています。多くのリスクを無事に回避して成虫となったセミの象徴であるセミの抜け殻は、私たちに成功の恩恵を分け与えてくれるのです。
運気の低下が気になる人、ライフステージを上げる後押しが欲しい人などは、セミの抜け殻を探して飾ると良いでしょう。セミの抜け殻の強い発展の力で、スピリチュアル的な成長を遂げられるはずです。
4:失敗しない粘り強い精神
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幼虫が成虫として旅立った後もしっかりと壁面にくっついていることの多いセミの抜け殻は、粘る強い精神の象徴とも考えられています。そのため、受験を控えている時や、人生を変えるような大切な節目に差し掛かっている時に神聖な力で後押ししてくれるものとして利用するのもおすすめです。
必ず成功するとは言えない大変な羽化を乗り越えた抜け殻は、素晴らしいパワーアイテムとなります。実力に加えてほんの少しの精神的後押しが欲しいという方はぜひ取り入れてみてください。
5:金運が上昇する前兆
セミの抜け殻は富を司る神様・弁財天様の使いとして知られる蛇の抜け殻と同じように、金運上昇の効果を持っているとも言われています。これは金運上昇の代表的な存在である蛇の抜け殻とセミの抜け殻が、同じ運気の高い抜け殻であることが理由だそうです。
蛇の抜け殻と同じように財布に入れたり、風水の方角に従って飾ったりしてみましょう。蛇の抜け殻より手に入りやすいので、より手軽に金運アップを取り入れたい方におすすめです。
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