「嫌いな人が多い」のはどうして?5つの理由と生きづらさを緩和する対処法を「嫌い」という感情と丁寧に向き合う筆者がお伝え – Mistory[ミストリー]
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「嫌いな人が多い」のはどうして?5つの理由と生きづらさを緩和する対処法を「嫌い」という感情と丁寧に向き合う筆者がお伝え

嫌いな人がいるとき。ついその人のことを考えてしまったり、嫌な気持ちになることもありますよね。そんな時こそ「嫌い」という感情と向き合ってみませんか?

本記事は嫌いな相手を好きになりましょうという内容ではありません。嫌いの原因を理解することで、自分の中の「嫌い」という感情と上手くつきあっていくコツ、最終的には「自分が誰かに嫌われても反応しない自分になれる」ことについてのお話となります。「人間関係が原因で生きづらい」という方におすすめですよ!



どうして人を嫌いになるの?

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人を嫌いになる理由は一つ。相手が「あなたにとって都合が悪い存在」だから。「都合が悪い」には、相手の言動で自分が嫌な思いをする、相手の存在が自分の地位を脅かす、または抑圧された感情や心の傷が強く反応するといったことが関係しています。

あなたが嫌いなあの人。よくよく観察してみると、その人は他の誰かには好かれている人でもあるはず。それは何故でしょう?別の誰かにとっては、その人が都合の悪い相手ではないからです。誰かを嫌いになるということはとても個人的な現象。あなただからこそ起きる反応なのです。

人を嫌いになる5つの理由と対処法

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人間関係で生じる心の反応は、自分を知るきっかけにもなります。「嫌い」感情につながる反応もその一つ。筆者は嫌いという感情が好きではありませんが、キライでもありません。心の中で「嫌い」を見かけたら、えいや!と勇気を出してその奥にあるものをのぞくこともあります。そんな筆者だからこそ感じる「嫌い」のあれやこれ。そして人様の話に耳を傾けることで知った「あの人嫌い!」の理由の数々。

対処法とあわせてお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。

理由1:尊敬出来ない人の集団に属している→相手に染まらない

人は自分の思考パターンと似通った人と付き合います。なぜなら凹凸がかみ合うからです。例えば「悪口は言いたくないけれど自分の周囲って悪口言う人ばかり」と嫌になる人は「他人の悪口に同意する自分」が対応しているから。この人には悪口を言ってもいいよね?って思われると悪口好きな人がよってきます。「自分のことを利用したり馬鹿にする人ばかり周囲にいる」という人は、自分が馬鹿にされたり利用されても受け入れているから。人を馬鹿にしたり利用しようという人がよってくるのです。

嫌だなぁと思う人が周囲に多いのなら、「相手とかみ合わない自分」になることが大切。相手に迎合しないことです。そうすると嫌だなと思う人と精神的な関わりがなくなっていきますよ。

理由2:人の本質を捉える能力が高い→相手ではなく自分を客観視する

自分のことはわからなくても他人のこと、特に欠点は透けて見えるもの。あの人楽し気にふるまってるけど無理をしているなぁ。話していることと行動がまったく一致していない…。自分を偽っている人の言動は、なにかと不自然なもの。人様の偽りの部分に敏感に反応してしまう人は相手に矛盾を感じて嫌になってしまうことも。そういった場合はその観察力を活かして自分を客観視してみましょう。自分が他人にとっている言動や隠された欲求。それらを淡々と観察しながら丁寧に生きてみるのです。

自分を客観視してみると、自分の心にも偽りが潜んでいるのが見えてきます。自分の弱さもわかると「お互いに弱くて大変だよね」と思えて相手の偽りに対しても反応しなくなるでしょう。

理由3:抑圧している願望が強い→相手の要素を取り入れてみる

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ある姉妹の話です。姉は「道徳を優先させて清く正しいことを大切に考える」という自分を律した人生。妹は「常識より気持ちを優先させて楽しさを優先させる」という自由奔放な生き方。同じ親に育てられたのにまったく違う価値観を持つ二人。姉は妹のことを嫌っていました。妹のすることなすことすべて「自分勝手」と批判していたのです。ですが結婚生活や仕事が上手くいかなくなったのは姉のほうでした。周囲の人に自分が正しいと思う「こうするべき」という価値観を押し付けてしまったため、人が離れていったのです。

「本当は、私も妹のように自由に生きたかったみたい」。後に彼女は筆者に教えてくれました。嫌いと感じる反応は抑圧した願望が関係していることも。勇気を出して自分の心をのぞいてみましょう。

理由4:嫌いなのではなく多数派の人間が苦手→マイペースな生き方を

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ある尊敬するダンサーの女性と二人きりになったときにこう言われました。「私は人が苦手。嫌いじゃないけれど。人間関係のわずらわしさから解放されて踊りのことだけ考えて人生を送りたい」と。芸術家タイプの方と関わる機会が多いのですが、こういう方少なくないですよ。周囲に迎合することなく自分を保つことのできる人。変わり者と呼ばれるタイプの人たちです。世間が好む話題に興味を示さず、多くの人と違った意見をもっており、周囲に迎合することがありません。

そういう方は、特定のグループに所属しないので阻害され、いじめられ、周りから浮くこともあるでしょう。結果、人を苦手に感じることも。そんな時には無理せず自分のペースを大切にしましょう。

理由5:自分の意見を言うことが出来ない→NOを大切にする

多くの相談を受けてきた筆者が気づいたこと。それは、人間関係で誰かを嫌いになる理由で断トツに多いのが「NOが言えない」ということ。結果、被害感情が生じて相手を嫌いと感じるようになる。断ることが出来ない人は第三者からみて「そんなの断ればいいし、嫌ならつきあわなければよいのでは?」という場合でもよい顔をしてしまうのです。自分を大切にする人は気が乗らない頼みは断りますし、嫌だなという誘いにはのりません。いつでも口から出せるように、上手な断り文句を常備しています。

NOを発動できると人間関係がラクになりますよ。相手のことを嫌いになる機会も減るでしょう。心当たりがある方は、自分の気持ちを優先させる場面を増やしてみては?

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