この記事では、ゆっくり話す人の印象やコツ、そして練習方法をご紹介します。
早口のデメリット
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早口の人は頭の回転が速かったり、元気なイメージがありますね。ところが、調べてみるとデメリットもあるようです。この章では、早口のデメリットについてお伝えします。
その1. 会話が聞き返される。聞き取りにくい
早口の人は、多数の知識や思考を話したいと思っている人が多く、要所要所で聞き取られていなかったりします。頭の回転が速い証拠でもありますね。ところが、早口でさらに声が小さい場合も。そのような場合は、理解されずに聞き返される事も少なくありません。何度も聞き返されると話している方もストレスですが、聞き手は更にストレスを感じているかもしれません。
その2. 自信がなさそう
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早口で話していると、周りからは焦っているように見えます。本当に焦っていて早口になる場合もありますが、早口が癖になっているだけで本当は焦っていない場合も。早口によってどんな場合でも焦ってみられてしまうのは、コミュニケーション上損してしまいます。また、早口で声に張りが無い場合、おどおどしてみられがち。このような態度は自信の無い印象を持たれていまいます。
その3. 呼吸が浅い
早口によって呼吸が早くなり、浅くなります。呼吸が浅くなると交感神経が優位になり、興奮状態に。その結果肩こりが起こったり、血液循環に影響がでます。また、浅い呼吸によって酸素不足になり、集中力が欠けることも。早口は体調面に悪い影響を及ぼしているのですね。
ゆっくり話す人の印象
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ゆっくり話す人の印象はどのようなものでしょうか。ゆっくり話すとおっとりしたイメージが持たれますね。ゆっくり話す女性に優しいイメージを持ちやすいのは、子どもに対する話し方がゆっくりなので母性を感じさせるのかもしれません。この章では、ゆっくり話す人の具体的な印象をご紹介します。
その1. 冷静に会話ができる
ゆっくり話す人は冷静に会話できる印象があります。会話中に自分の意見と相手の意見が違う場合に、早口では攻撃的に受け取られがち。ゆっくり話すことで会話のリズムが遅くなり、どんな内容の会話も冷静にできます。
また、ゆっくり話すと相手の話すタイミングを崩さないので、相手に不快感を与えません。逆に早口だと、相手の話すタイミングを奪ってしまいがち。気付けば自分ばかりが早口で話している可能性もあります。
ゆっくり話す人は聞き上手でもあるのでしょう。コミュニケーションが上手な人になる為にも、ゆっくり話すことは大切ですね。
その2. 説得力がある
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ゆっくり話すと、話に説得力が生まれるのはなぜでしょう?なぜなら、ゆっくり話すと自信を持って話しているように聞こえるからです。説得力のある政治家の演説は、ゆっくりはっきりと話し、内容も分かりやすいですね。声も大きく聞きやすいので、多くの人が沿道で足を止めて聞いています。ゆっくり話す事は、ビジネス上でも役に立つスキルですね。