輪廻転生とは?
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「輪廻転生」とは、「死」によってこの世における体は消滅することになりますが、魂だけは消滅することはなくまた別の肉体を得てあの世からこの世に生まれ変わるという考え方です。そしてこれが車の車輪のように繰り返されることから輪廻、生まれ変わるという意味の転生ということから「輪廻転生」という言葉になったようですね。
世界にも「輪廻転生」の概念はある?
世界的にも東アジア地域において仏教思想とともに「輪廻転生」という考え方が浸透しているといわれていますが、キリスト教やオーストラリアの原住民であるアボリジニ族にも同じような考え方があるといわれています。一般的には「輪廻転生」という考え方はイスラム教にはないといわれていますが、一部の分派では同様の考え方もあるとか。世界的に考えても多くの人々が、「輪廻転生」という考え方を受け入れているといえるでしょう。
輪廻転生は人から人だけ?
輪廻転生では、通常人から人へ生まれ変わるといわれています。ただ中には人から動物、動物から人へ生まれ変わることも。前世がわかる方によると私の前世はその方と同じ「ねずみ」、さらに私が飼っている犬の1匹はおかっぱ頭の女の子が前世だそうです。女の子は、前世に悲しいことがあって人間に生まれることが嫌だったから。そのため生まれ変わるときは、前世での生き方が大きく影響すると考えられるでしょう。
輪廻転生を科学的に証明できる?
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輪廻転生というと非科学的なイメージがありますが、海外では多くの脳科学者がいろいろな研究・検証を行っています。アメリカのヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士によって脳科学的に検証が行われました。タッカー博士は、15年間にわたり前世の記憶があると語る子どもたち約2500人を研究しています。
タッカー博士の研究によると彼らは全く経験するはずのない物事を記憶しており、前世のトラウマも持ち合わせているとのこと。タッカー博士は、彼らを現代に輪廻転生した子どもたちとしており、霊魂ともいえる私たち人間の意識は、量子レベルのものであるため脳という実態が破壊された後でも存在し続け、次に生まれてくる人の脳に張り付いてしまうというのです。そのため新しく生まれた脳に意識として残っていた前世の記憶が、新しい脳に残ってしまう可能性があるということですね。タッカー博士は、輪廻転生の真実は科学的に立証できるといっています。
さらにロバート・ランザ博士や科学者であるマックス・プランクも、タッカー博士と同様に意識は脳が壊れてしまっても存在し続け、ほかの人の脳に張り付いて存在し続けるという考え方を持っているといわれており、輪廻転生は科学的に立証することが可能な霊的現象なのかもしれませんね。
あなたにもわかる前世の記憶の5つのサイン
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輪廻転生を経験した魂は、何らかの記憶を現世の実在する人の脳に焼き付けているかもしれません。輪廻転生ということを信じないかもしれませんが、もしかしたら次にあげる5つの事柄にお覚えがある方もいるかもしれませんね。ここでは、輪廻転生のひとつの証と考えられているデジャブ、夢、記憶を語る、理由のない恐怖心、鋭い直感の5つのサインについて解説します。
サイン1・デジャブを経験したことがある
デジャブという言葉を聞いたことがある方は多いはずですね。日本語では「既視感(きしかん)」といわれる現象です。ほとんどの人が経験したことがあると思いますが「あれ、この光景、いつかどこかで見たことがあるような気がする」などと感じたことがありますよね。また、初めて出会った人に昔どこかであったような気がすると感じることも。このように、本人は経験したことがないはずなのに、経験したことがあるように思ってしまう現象のことです。
デジャブは科学的には脳が誤った認識を行ったために起こる現象といわれているのですが、現実には科学だけでは実証することが難しい不思議な出来事もあるはず。とくに輪廻転生をしたと考えられる子どもたちの話の中には、実際に起こった出来事が多く含まれているのです。子どもたちが語る過去は、子どもたちが知るはずもない遠い過去の出来事なのですから。あなたがデジャブのような現象を感じたことがあるならば、もしかしたらあなたの前世の記憶かもしれませんね。
サイン2・前世の夢を見る
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あなたは夢の中で体験したことがないはずなのにあまりにリアルな感じを受ける夢を見たことはありませんか?あまりにリアル過ぎで不思議な出来事。もしかしたらその夢はあなたの脳に刻まれた前世の記憶かもしれませんよ。