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うつ病でも幸せになる方法とは?肉体的・精神的な10の症状と乗り越える10の方法をうつ病を経験した筆者がご紹介します

うつ病でも幸せになる方法5選【行動編】

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うつ病にかかると激しい気分の落ち込みや不安感に襲われるため、「自分はもう幸せになれない」と悲観的になってしまうこともあるでしょう。確かにうつ病は、幸せとは正反対の気分が症状として現れる病気です。これまでと同じように勉強や仕事ができなくなることからも、将来に対して希望が持てなくなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、うつ病にかかってしまったからといって、幸せになる方法が無いわけではありません。うつ病にかかった自分自身を受け止め、適切な対処法を取ることで、病気と上手く付き合いながら幸せになることはできるのです。まずは、うつ病にかかった人に是非おすすめしたい、幸せになる行動について5つご紹介していきましょう。

その1.うつ病への理解を深める

うつ病は他の病気と同じく、適切な治療や対処で改善していくことができる病気です。そのため「うつ病かもしれない」「うつ病だと診断された」という場合は、まずうつ病への理解を深めることが大事。精神科や心療内科にかかり、主治医のアドバイスに従って薬物療法を取り入れ、自分に現れているうつ病の症状がどのようなものか、どうして起こっているのかを、よく観察してみてください。

主治医のアドバイスの他にも、うつ病に関する書籍やサイトに触れることでも、うつ病へ理解を深めることができます。病気への知識や理解が深まることで、うつ病の症状を客観的にとらえ、前向きに対処していくことができるようになりますよ。

その2.十分な休息を取る

うつ病にかかった時には、まずは十分な休息が必要だと言われています。うつ病は生活上のストレスが原因となり、心が疲れ切ってしまった時に発症することが多い病気だからです。休息と言えばただ横になって睡眠を取ることを連想しますが、うつ病の時には睡眠で身体を休めるだけでなく、心を十分に労わってあげることも必要になります。

うつ病の症状として趣味や娯楽がこれまで通り楽しめなくなることもありますが、その場合も、今の自分自身が「楽しい」「気持ちが楽になる」と感じられることに時間を割いてみてください。初めは、ただボーっと過ごすだけでも構いません。心の休息が取れてくると、徐々に趣味や娯楽を楽しめる活力も湧いてくるはずです。

その3.相談できる相手を持つ

うつ病によって引き起こされる精神的な苦痛は、一人で抱えるには耐えきれないほど重いものです。そのため家族や友人、パートナーなど、つらい気持ちや不安を相談できる相手を持つことが大事になります。うつ病を理解して支えてくれる人がいれば、一人で苦しみに立ち向かう孤独感からは解放されるでしょう。

悩みや苦しい気持ちは、誰かに打ち明けることができれば軽減されていくものです。身の周りの信頼できる人を頼り、つらい時には相談できる環境を作っておきましょう。

その4.軽い運動をする

うつ病にかかると全てが億劫に感じ、疲れやすくなります。しかし、家の中にこもってじっとしているよりは、軽く体を動かしてみることで無気力感や疲労感が解消される場合も。うつ病で激しい運動が困難な人にもおすすめの軽い運動といえば、一日に10分~30分程度の散歩です。

軽い運動をすることで気分がスッキリし、夜もよく眠れるようになる効果が期待できます。自分が無理なくできそうな範囲で、散歩など軽い運動を取り入れてみましょう。

その5.太陽の光を浴びる

うつ病に深く関係する脳内伝達物質・セロトニンは、日光を浴びることで活発に分泌されるようになることが分っています。そこで積極的に日光を浴びることで、うつ病の原因であるセロトニンの分泌不足が解消される場合も。特に朝起きた時に日光を浴びることで体内時計がリセットされ、睡眠不足や寝つきの悪さの改善にもつながる効果が期待できます。

外に出て日光を浴びることが困難に感じる人は、午前中に部屋のカーテンを開けて日光を浴びるだけでも構いません。意識的に日光を浴びる習慣をつけていきましょう。

うつ病でも幸せになる方法5選【考え方編】

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うつ病にかかると、これまでと同じような生活が困難になることから、幸せになることができないと考えてしまいがちです。しかし、考え方を変えることで、うつ病が新しい幸せに気づくきっかけになることも。うつ病にかかる人は、生真面目で責任感が強く、何事も無理をして頑張ってしまう性格だとも言われています。

ここでは、そんな性格ゆえに生きることが苦しく感じてしまう人が、少し楽になる考え方を5つご紹介しておきましょう。うつ病に悩む人は、次のような考え方を取り入れてみてくださいね。

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