スピリチュアル見えない力

逆エンパスとは?逆エンパスの3つの特徴、HSP・エンパスとの共通点と違い、上手く生きていくコツを逆エンパスの友人を持つHSPの著者が解説!

その2.身に覚えのないところで対人関係に支障が出る

学生の頃に「普通にしているだけなのに、なぜか先輩から目をつけられた」という逆エンパスも多くいます。大人になってからも、職場などで、身に覚えのないことで目上の立場の人から目をつけられ、トラブルを経験するケースもあるかもしれません。

反対に、「ただいるだけなのに、なぜか怖がられる」という経験を持つ逆エンパスもいるでしょう。溢れる自分のエネルギーを脅威に感じている人に気づき、どう接したらよいか、とまどうこともあるようです。繊細な人が身近にいる場合は、自分の強いエネルギーの影響で相手が疲れてしまわないかを気にして、ひかえめに付き合うという逆エンパスもいます。

特に子育てにおいて、逆エンパスの自分が親で、子どもがどちらかというと繊細な傾向がある場合などは、影響力が強くなりすぎてしまうことに注意が必要、という専門家も。子どもの頃から逆エンパスが強かった場合は、親が恐怖や不安を感じて、抑え込まれながら育ったという人もいるかもしれません。

様々な対人関係のトラブルを経験して、「人嫌いではないのに人間関係が苦手」という逆エンパスもいるようです。

その3.エネルギーを吸い取られやすい

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「この人が近くにいると、助けてあげたくなるけれど、なぜか疲れる…」そんな人はもしかしたら、あなたにとって「エナジーバンパイア」の可能性があります。「エナジーバンパイア」とは、人からエネルギーを奪う人のことで、スピリチュアルな分野で使われる言葉です。

逆エンパスは豊かな感受性を持ち、良心的な性格で、周囲の人を助けたいという気持ちを持っています。そういった温かく強いエネルギーに、磁石のように引き寄せれられてくる存在もいるでしょう。

そのなかには、サイコパスと呼ばれる人もおり、注意が必要です。サイコパスは、感受性が強く、自己愛が強い人のことをいいます。逆エンパスのようなエネルギーが強い存在を敏感に察知し、自分のために関心を惹くことに貪欲なところがあるそうです。

助けたい気持ちがあっても、あまりにも強く疲労を感じる相手からは距離をとる決断が必要かもしれません。対人関係のなかでは、困っている人にあまり深刻にならず、気楽に付き合う、ということも時には良さそうです。

逆エンパスが心地よく生きていくコツ

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強いエネルギーで、苦労している逆エンパスもいるかもしれません。溢れるエネルギーをどのように扱ったらより心地よく生きていけるか、ここではふたつの方法をご紹介していきますね。

自分の放つエネルギーをポジティブに調整する

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周囲への影響力が強い逆エンパス。その場にいる人がいさかいを起こし、自分のエネルギーのせいなのではないかと感じてしまう経験もあるかもしれません。また、何かをしたわけではないのに、相手に脅威を与えてしまったと感じることもあるでしょう。

まずは、ご自身が強いエネルギーを放っていると自覚するだけでもずいぶん違うかもしれません。そのうえで、ご自身の放つものがポジティブであるように、ご自身をポジティブに保つ努力をしている逆エンパスもいるようです。

ご自身のエネルギーを浄化したいときには、水晶が相性が良いといわれています。

エネルギーを思いっきり放出して循環させられる場を持つ

普通にしているのに目立つのも逆エンパスの特徴です。子どもの頃に、目立つことでトラブルにつながるような経験をした逆エンパスは、自分を抑えることが日常になっている場合があります。「大人になってからの自分はどこか本来の自分ではない気がする」という感覚を持っている人もいるかもしれません。

溢れるエネルギーを抑えるのではなく、思いっきり素直に自己表現できる機会を大切にしてみましょう。書く、踊る、歌うなど表現活動で自己を開放するのも良さそうです。また、思いっきり泣く、というのも大切なことかもしれません。

大切なことは自己受容すること!

HSP、エンパス、逆エンパス…共通点や違いなどご紹介してきましたが、おそらく一番大切なことは、カテゴリーやレッテルではないと思います。おそらく大切なことは、ご自身を理解することではないでしょうか。

自分を知ることは、自己受容につながります。ご自身の持っている能力の良さにも気づけるかもしれません。今回ご紹介した逆エンパスの情報が、少しでもそのお役にたてればうれしいです。

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