6歳は本当に反抗期?3人の子供を育てた筆者が語る特徴と上手な接し方を解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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6歳は本当に反抗期?3人の子供を育てた筆者が語る特徴と上手な接し方を解説

3. 感情の起伏が激しくなり泣きやすくなる

6歳は、心が大きく成長する時期です。その一方で、感情のコントロールはまだ未熟。ちょっとしたことで怒ったり泣いたり、気持ちのアップダウンが激しくなることも珍しくありません。自分の思いをうまく言葉にできず、涙で気持ちを伝えようとすることもあります。でも、本人にとってはどれも真剣な感情。まずはその気持ちをしっかり受け止めてあげることが大切です。

反抗期の子どもへの上手な接し方

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反抗期の子どもと向き合うには、頭ごなしに叱るのではなく、気持ちに寄り添う姿勢が大切です。ここでは親として心がけたい接し方のコツを紹介します。

1. 否定せずまずは気持ちを受け止める

反抗的な言動にふれると、つい「そんな言い方しないの」と否定したくなることもありますよね。でも、まずは子どもの気持ちを受け止めることが大切です。「そう思ったんだね」と共感してあげるだけで、子どもは安心し、気持ちが落ち着きやすくなります。感情を受け止めてもらえることで、自分の思いを整理しやすくなり、親子の信頼関係も自然と深まりますよ。

2. 親が冷静さを保つことが大切

子どもが強く反発してきたとき、親もつい感情的になってしまいがちです。でも、そんなときこそ、ぐっとこらえて冷静になることが大切。感情をぶつけ合ってしまうと、子どもはさらに反発したり、心を閉ざしてしまうことも。ひと呼吸おくことで、落ち着いて言葉を選ぶ余裕が生まれます。親が穏やかな姿勢を見せることで、子どもも安心し、少しずつ感情をコントロールすることができるでしょう。

3. 小さな選択肢を与え自分で決めさせる

6歳の子どもは、「自分で決めたい」という気持ちがぐんと強くなってくる時期です。そんなときは、「どっちにする?」といったように、小さな選択肢を与えてみましょう。たとえば、「青い服と赤い服、どっちを着る?」といったやりとりを、日常の中で取り入れてみてください。自分で選んだという実感は、子どもの自信や自主性を育てる大切なきっかけになります。発が減り、よりスムーズなコミュニケーションにつながるでしょう。

やってはいけないNG対応とは

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反抗期の子どもに対して、つい感情的に対応してしまうこともありますよね。しかし、中には逆効果になってしまう関わり方もあります。ここでは、ついやってしまいがちなNG行動と、その理由について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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