人と話すのが苦手だった筆者が克服した具体的な対処法 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
人間関係

人と話すのが苦手だった筆者が克服した具体的な対処法

1.自分自身を理解する

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なぜ話すのが苦手だと感じるのか理解することが重要です。そのため、まずは自分の感情を日記に書き出してみましょう。書き出すことにより可視化され、この感情が生まれた理由やどのようなときに苦手と感じるのかを整理することができます。そして「不安を感じる場面」を振り返りつつ、自分の得意なことや興味のある分野をリストアップしてみましょう。そうすることで、自分の強みが分かり少しずつ自信がついてきます。

2.短い会話から始める

いきなり長い会話に挑戦するのではなく、短い挨拶や一言から始めて、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。「おはようございます」「ありがとうございます」など、簡単な言葉を意識的に使うことで「話せた」「通じた」という体験が増えていきます。ほかにも、スーパーやコンビニで「ポイントカードは使えますか?」「これはどこにありますか?」などと聞いてみるのもいいですね。はじめから大人数で話すのではなく、少人数の会話から慣れていくようにしましょう

3.話す内容を事前に準備する

何を話せしたらいいかわからないという不安を減らすために、話す内容を事前に考えておくと安心です。最近読んだ本や観た映画など、簡単な話題を用意しておきましょう。気になったことや同僚、友人の趣味や好きなことなども知ることができたら、ネタ帳のように書き留めておくといいですね。そして、相手に質問できる話題をいくつか考えておくことも大切です。プライベートに深入りするようなものではなく、オープンな質問を心がけましょう。

4.傾聴を意識する

話すことばかりに意識を向けると、プレッシャーがかかってしまいます。むしろ「聞くこと」に集中すると、自然な流れで会話が続くことが多いもの。相手の話に興味を持ち、その背景をイメージして適切に相槌を打ったり「それは大変でしたね」など、共感の言葉をはさんだりすることが効果的です。そして、質問をして相手の話を深掘りしてみるのもいいですね。質問をすることで、興味を持っていることが相手にも伝わりやすくなります。

5.リラックスを習慣化

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緊張すると会話がぎこちなくなるため、リラックスする方法を日常的に取り入れましょう。緊張は話す相手にも伝わるもの。会話の前に深呼吸をして気持ちを落ち着けたり、軽くストレッチをして体をほぐしたりすると効果的です。また、鏡の前で笑顔を作り、表情を柔らかくする練習もいいですよ。

6.「完璧」を求めない

会話で失敗することを恐れすぎると、余計に緊張してしまいます。会話を完璧にしようとせず、「少しずつ慣れていく」姿勢を持ちましょう。まず、言い間違いを気にしないようにすること。話している相手は、言い間違いなど気にしてはいません。そして会話が途切れても、焦らずに「次に話すことを考えればいい」と思うように習慣づけましょう。話好きの人が話す内容を聞いてみるとわかりますが、案外何気ないを話しているものですよ。
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