ギリギリにならないと行動できないのは病気?性格?その原因と対処法を心理学マニアの筆者が解説 – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
心や体

ギリギリにならないと行動できないのは病気?性格?その原因と対処法を心理学マニアの筆者が解説

3. 目標を達成できる力が自分にはあると信じよう

小さな達成感を積み重ねることで、できるという自信を育て、成功体験を増やしましょう。そして、自分に対しても「大丈夫、やればできる」と肯定的な声かけをすることで、行動への意欲を高めてあげるといいですね。できない理由を考えることをやめて、代わりにどうやったらできるのか、問いかける習慣をつけるのもおすすめ。脳は思っているよりも単純なもの。このように質問すると、私たちの脳は、どうしたらできるだろうかと考え始めるものです。

4. 環境を整える

スマホを別室に置く、作業に集中できる環境を整えるなど、気が散らないように工夫して誘惑を減らしましょう。短絡的な満足や快楽は浅いもので、本当の深い満足を得ることは難しいもの。本当はどうしたいのか、なにがしたいのか、自分に問いかけてみてください。また、家やカフェなど、特定の場所で作業を進めるようにすると集中しやすくなりますよ。

5. モチベーションを高める

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タスクを終えたら、「映画を観る」「ゲームをする」「美味しいものを食べる」などの好きなことをする時間を設け、得たい報酬を設定してやる気を引き出す工夫をしてみましょう。やるべきことを終えたあとの至福の時間は、より深い満足が得られること間違いなし。周囲の人に進捗を報告したり、仲間と一緒に協力し作業することで、行動をより促進させることもできますよ。

根本的に改善するには

リギリにならないと行動できないという状態を根本的に改善するには、習慣や思考の見直しが必要です。

1. 計画力を養う

長期的な視点で物事を考え、計画を立てる練習をしてみましょう。このとき、逆算思考が有効がおすすめです。これは、最終的な締切を基準に必要なタスクを逆算してスケジュールに組み込む方法で、ギリギリになる行動を避けることにつながります。

2. 行動の習慣化

1日の行動をルーティン化しましょう。毎日決まった時間に作業を始めることで、自然と行動がスムーズになります。
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