共依存親子の特徴と末路とは?3人の子を持つ親の筆者が抜け出し方を解説 – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
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共依存親子の特徴と末路とは?3人の子を持つ親の筆者が抜け出し方を解説

3.人生の中で生きがいを見つける

共依存の親子関係において、特に親が子供以外の生きがいを見つけることは非常に重要です。子供に依存せずに生活するためには、自分が熱中できる見つけることが大切。そうすることで、子供も親に頼らず精神的な面が成長するので、自立につながります。また、親が子供を監視したり心配したりしなくなることで、子供は精神的なプレッシャーから解放されるでしょう。

4.お互いに距離を置く

お互いに距離を置くことも大切です。特に物理的に離れることを積極的に行いましょう。仕事を始めたり一人旅に出てみたり。あるいは一人暮らしをさせることも効果的です。元々子育ての目的は、子供が成長し自立した生活を送れるようにすることにあります。そのため、親はわが子の自立を見据えた育て方を実践していななければなりません。

5.困っていても相手に救いの手を差し伸べない

子供が困っているときでも、必ずしも手を差し伸べる必要はないことを意識しましょう。共依存の親子関係では、相手を見捨てられない気持ちが強くなりがちです。しかし、助けようとすればするほど、逆にその関係が深まり、共依存から抜け出すのが難しくなります。だからこそ、自分自身の軸を大切にするのです。相手が自立できる力を持っていると信じて、無理をしてでも少し距離を置くようにしましょう

筆者の考え:子供が相談してきたときだけ助言する

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私の3人の子供たちはもう成人していますが、中学や高校の時期には、すでに自分のことは自分で考えるようになっていました。子供が困っているときにだけ、必要なアドバイスを少しするくらいにしていたのです。それが彼らの自立心を育てることにつながったのかもしれません。今では、私たちを悩ませるようなことはほとんどなくなりました。

共依存から抜け出すためには自立心を芽生えさせることが大切

共依存のままだと、独立していくはずの子供がいつまで経ってもそばにいることになります。子供が人生を全うするまで一緒にいることはできません。少しでも早く共依存から抜け出して、子供の自立心を芽生えさせることを心がけましょう。
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