モラハラを行う父親の6つの特徴とは?実の父親から精神的に追い詰められたときの対処法5選もモラハラ気質な父親を持つ筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み家族

モラハラを行う父親の6つの特徴とは?実の父親から精神的に追い詰められたときの対処法5選もモラハラ気質な父親を持つ筆者が解説

本来なら一家の大黒柱として強い心の支えになるはずの父親ですが、威厳を振りかざしたり酷い暴言を吐いたりして、家族を精神的に追い詰める人も少なくありません。近年では「モラハラ」という言葉をよく耳にするようになりましたが、父親から子どもに対するモラハラも今は増えています。父親からのモラハラが原因でうつ病になってしまったり、人生を台無しにされる人も多いです。また、幼い頃からパワハラを受けることで、子どもの人格形成にも大きな影響を与えるでしょう。本記事では、モラハラを行う父親の6つの特徴と、実の父親から精神的に追い詰められたときの対処法5選をモラハラ気質な父親を持つ筆者が解説します。

モラハラを行う父親の6つの特徴

image by iStockphoto

父親からのモラハラとは具体的にどのような行為を指すのでしょうか。自覚はないけど、知らず知らずのうちにモラハラを受けていたという人も多いかもしれません。ここでは、モラハラ気質な父親の6つの特徴をご紹介します。

その1 すぐ怒る

モラハラの最大の特徴は、すぐに怒ることです。「些細なことでキレる」「大声で怒鳴り散らす」などの行為によって相手を萎縮させます。たとえば、子供は失敗を重ねながら成長していくものですが、モラハラ気質な父親は幼い子どもがした小さなミスに対しても激しく怒るでしょう。また直接的な暴力はふるいませんが、物を投げたり大きな音を出すことで相手を怯えさせたりするのもモラハラの特徴です。

その2 人格を否定する

image by iStockphoto

モラハラ気質な父親は、子どもの人格を否定します。人は誰もが尊重される必要があり、相手の人格を否定することは決して許されることではありません。ましてや自分の子どもに対して、「生きてる価値がない」「お前はダメなやつだ」などの言葉を投げかけることなど、本来は絶対にあってはならないものです。しかしながらモラハラ気質な父親は、このような酷い言葉を何の躊躇いもなく放ってきます。

その3 理不尽に謝罪させる

理不尽に謝罪させようとするところも、モラハラの特徴の一つです。幼い子どもであれば失敗することもあって当然ですよね。普通は謝罪するほどでもない小さなミスに対しても謝罪させようとするのは、立派なモラハラに当たるといえます。また、「何度も謝罪させる」「大量の反省文を書かせる」「土下座させる」などの行為は、子どもを叱るためではなく自分の憂さ晴らしのための理不尽な行為に当たるためモラハラになるでしょう。

その4 人の話を否定する

モラハラ気質な父親は自分の意見が正しいと思い込んでおり、相手の話を聞かない傾向にあります。家庭内でも妻や子どもを見下していることが多く、「話を否定する」「そもそも話を聞かない」などの行為がみられるでしょう。幼い子どもにとって親に話を聞いてもらえないことは非常に悲しいことであり、自己肯定感も育たないため大人になってからも苦労することが多いかもしれません。

その5 こだわりが強い

image by iStockphoto

モラハラをする人は、独自のこだわりが強いという特徴があります。家庭内においても小さなルールをたくさん持ち、それを妻や子どもに強要してくるでしょう。たとえば、「掃除は毎日する」「料理の品数を指定する」など細かいルールを設定し、家族が守れなかったときには激しく怒ります。そのため、一緒に住んでいる家族は常に気を配りながら生活しなければならないのでストレスが溜まるでしょう。

その6 たまに優しくなる

モラハラ気質な父親は常に怒りっぽいわけではなく、たまに優しい一面を見せます。しかし、何かしらのきっかけで急に怒り出したり態度が豹変したりするため、優しいからといって安心はできません。むしろ、いつどのタイミングで怒り出すのか分からないので、一緒に住んでいる家族は常に父親の顔色を伺いビクビクしながら生活しなければならないでしょう。

次のページを読む
1 2 3
Share: