縁切り・縁結び

江ノ島は縁結びの聖地?パワースポットが多い?8つの縁結びスポットや参拝方法をスピリチュアルに詳しい筆者が解説

4:葛原岡神社:ご縁のお守りや石で良縁祈願

葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)は、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)忠臣として活躍した日野俊基卿(ひのとしもと)を祀っている神社です。幼少期より秀才な人物であった日野俊基卿に因み、学問や開運のご利益が強い神社として知られています。「魔去ル石(まさるいし)」は魔が去り勝利を獲得できる開運の石が鳥居の右隣に鎮座しており、不運を断ち切り人生を切り開きたい場合にもおすすめの聖地です。

また葛原岡神社には、良縁の神様として知られる大黒様をご祭神とした縁結びの石もあります。御霊の宿る男石、女石があり、男性は女石に、女性は男石に赤い糸を通した五円玉を結ぶことで良縁が得られると有名です。縁結び絵馬や恋みくじ、縁結びのさくら貝御守なども購入できます。

参考:葛原岡神社 公式サイト
http://www.kuzuharaoka.jp/index.html

5:成就院:不動明王像の写真で縁結び

成就院は、鎌倉幕府第3代執権として活躍した北条 泰時(ほうじょうやすとき)によって建立された寺院です。人々に救いと希望を与える仏様として知られる不動明王を御本尊としており、あらゆる不運の断ち切りや開運など恩恵を受けられると考えられています。願いを書いた護摩木を、不動明王の護摩壇で祈願してもらえるため、さまざまな願いの成就を祈願する人々が訪れる神聖な場所です。

また、不動明王は縁結びのご利益も授けてくれると考えられており、成就院は縁結びの聖地としても人気。成就院は不動明王は「縁結び不動明王」とも呼ばれるほど力が強いことでも有名です。本堂の前に鎮座する本尊の分身である不動明王像をスマホや携帯で写真に撮り待ち受けにすることで、縁結びのご利益があるとされています。さらに不動明王は恋愛だけでなく、仕事や金銭、人間関係など幅広い良縁を結んでくれる仏様でもあるため、多面的に良縁を祈願することも可能です。

参考:鎌倉 成就院 公式サイト
http://www.jojuin.com/index.html

6:報国寺:竹林の美しい爽やかな縁結びスポット

image by iStockphoto

報国寺は、1334年(建武元年)に臨済宗の僧である仏乗禅師天岸慧広(ぶつじょうぜんじてんがんえこう)によって開山、足利家時(あしかがいえとき)によって開基された寺院です。禅宗寺院で最も大切にされている釈迦如来の坐像を御本尊としている、高次の力が満ちたパワースポットとして知られています。この釈迦如来坐像は、鎌倉市指定文化財にも指定されている貴重な像です。

また、報国寺には季節ごとにさまざまな表情を見せる美しい竹林があることでも有名。思わず肩の力を抜いて息が抜けてしまうような美しい竹林は、神聖な力が満ちた聖地として知られています。竹林を眺めながら休耕庵の茶室で抹茶をいただけるため、のんびり過ごせる観光スポットとしても人気です。仏様のそばで癒されたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

さらに報国寺では結婚式を挙げるカップルが多く、恋人の聖地でもあります。明確なご利益は伝えられていませんが、長い歴史の中でカップルで訪れると良縁を祈願できると考えられるようになりました。カップルを結婚へ導くご利益があると信じられているので、結婚を考えているカップルで参拝するのがおすすめです。

参考:報国寺 公式サイト
https://houkokuji.or.jp

7:岩屋洞窟:縁起りで良縁を迎える

岩屋洞窟は最も奥部にある海食洞窟であり、弘法大師や日蓮上人が修行をした地として知られています。江戸時代に流行した江の島参りなどの起源となった江の島信仰発祥の地としても有名です。1182年(養和2年)には、源頼朝(みなもとのよりとも)が奥州藤原秀衡征伐のために祈願したという記録も残っています。152mの奥行きをもつこの洞窟は、富士山の氷穴へとつながっているという伝説もあるそうです。

また、岩屋洞窟は龍神伝説の地でもあり、強い縁切りの力があることでも人気。悪縁を断ち切り、良縁を結べる神聖な地なのです。一方で友人や恋人と訪れると、その縁が悪縁であると判断された場合は断ち切られてしまうので注意してください。一見怖い効果にも思えるかもしれませんが、自分では見抜けない悪縁が断ち切れることは人生の好転につながります。

参考:藤沢市観光公式ホームページ『江の島岩屋』
https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/17.html

8:安養院:源頼朝と北条政子が結ばれたご利益

安養院は、時宗の僧である尊観(そんかん)によって開山された善導寺の跡地に、北条政子が焼失してしまった長楽寺を移し、政子の法名である安養院という名前を授けたことで誕生した寺院です。もともと長楽寺は、政子の亡き夫である頼朝を冥福を祈願して建立した寺院であり、現在の安養院には政子の像や墓とされる石塔も鎮座しています。

そんな安養院は仲睦まじい夫婦であった政子と頼朝の仲に因み、縁結びのご利益があると考えられているのです。御本尊である千手観音像は、政子が祈願して頼朝との恋愛を成就させたと伝えられており、強力な縁結びの恩恵を受けられると考えられています。4〜5月に美しいツツジが咲くことから、「縁結びのツツジ寺」としても有名です。愛らしい紅色の縁結びのお守りも購入できます。

参考:鎌倉観光公式ガイド『安養院』
https://www.trip-kamakura.com/place/80.html

意外と知らない!江島神社の参拝方法とは?

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江島神社は観光地としても有名な観光スポットで、観光客は何気なく参拝することが多いでしょう。しかしそんな江島神社には、実は推奨されている参拝方法があるのです。まず江島神社は、『辺津宮』から『中津宮』から『奥津宮』の順番で参拝するのが正式な順序だとされています。

そのほかは基本的な神社と参拝方法は変わりません。鳥居をくぐる際にお辞儀をし、神様の通り道である真ん中を避けて端を通ることや、入手水舎で心身を清めてから各宮を参拝することなどを意識しましょう。拝礼は二拝二拍手一拝の作法で行い、参拝できたことに感謝しながら会釈をして回ることが大切です。

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