リラックス効果によるストレスの軽減
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入浴により体温が1.1℃上昇することで、リラックス効果も得られることがわかっています。そのため、体温が1.1℃上昇する程度の入浴がリラックス効果の高い入浴方法といえるでしょう。実際に行われた実験では 1.62 °C以上体温が上昇する入浴では息苦しさが出てしまうことが判明しているので、体を温めすぎないことが大切です。
参考:ストレス解消入浴法は体温を 1.1 °C上げる 石澤太市氏 伊藤要子氏 鳥居和樹氏 綱川光男氏 谷野伸吾氏
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhr/39/0/39_6/_article/-char/ja/)
「お風呂に入るのがめんどくさい」は心の病気の可能性も!相談したり工夫したりしてみよう
誰にとっても「お風呂に入るのが面倒」「お風呂に入る気力や体力がない」というタイミングはあります。特に毎日の仕事やストレスで心身が疲弊している現代人の中には、入浴にハードルを感じる人も少なくないでしょう。また、この状態が長く続いたり、極端に入浴に対する疲弊感が強い場合は心の病を患っている可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、自分の入浴できない度合いについて考え、無理のない範囲で対策を行なってみること。どうして入浴が難しいのか、どんなタイミングで入浴にハードルを感じるのかを考え、入浴と上手に付き合っていくのです。自力では無理だと感じる場合は、速やかに医療機関へ相談してみてください。本記事を参考に、自分に無理のない快適な入浴スタイルを見つけてみてくださいね。