人生の悩み

逆パワハラに悩む人へ!よくある事例と対処法をビジネスマン歴30年の筆者が解説

3.部署異動を検討する

逆パワハラで上司が精神的に疲弊している場合は、配置転換という手段も出てくるでしょう。逆パワハラをしている部下からしても、上司と離れることができるため、一定の効果を生むこともあります。ただし、配置転換によって労働環境が大きく変わることも考えられるため、しっかりとした考慮が必要です。

筆者の体験:相手を尊重しつつ適切に指導をしていくことが大切

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以前、筆者がいた職場でも上司に対して反抗的な社員がいました。女性社員だったのですが、入社して数年が経過しているにも関わらず、やるべきことやっていなかったのです。上司も当然のことながら注意や指導をしていましたが、全く行動を改めることはありませんでした。結局、逆パワハラで組合に駆け込んだ彼女。しかし、この社員は会社も組合から見ても問題のある存在でした。結局はそれからほどなくして退社していきましたが、相手を尊重しつつ指導していく必要性を改めて考えさせられたケースでした。

部下の心境や状況を理解して接することが本人を変えていく

ちょっとしたことですぐにパワハラ問題になる可能性がある昨今。だからといってそのまま放置していては、問題を根本的に解決することはできません。これからは社員の置かれている環境や心境を理解しつつ、意識を変えていくことが大切なのだと思います。

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