逆パワハラに悩む人へ!よくある事例と対処法をビジネスマン歴30年の筆者が解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み

逆パワハラに悩む人へ!よくある事例と対処法をビジネスマン歴30年の筆者が解説

2.職場放棄・無断欠勤

逆パワハラのケースで、職場放棄や無断欠勤につながる場合もあります。上司からの注意指導で反発をするだけではなく、さらに行動がエスカレートしてくるのです。「上役から罵倒された」と大騒ぎして無断で早退したり、職場を離れてそのまま仕事を放棄したり。場合によっては翌日から無断欠勤するというケースも実際に起こっています。

3.配置転換・解雇要求

態度が悪いことを上司が注意指導したことに対して、「精神的な苦痛を受けたため、この職場ではやっていけない」と配置転換を部下が要請することもあります。最悪の場合は、上司の解雇要求をしてくることもあるくらいです。このようなことを部下が訴えてきたなら、会社側は上司に対する事実確認をしなくてはなりません。しかし、状況を聴取される上司も激しいストレスに苛まれるため、慎重な対応が大切なのです。

4.労基署への相談

労働基準監督署に相談するケースも多発しています。社員が「会社からパワハラを受けて精神的に病んでしまったので労災になる」と騒ぎ、無断欠勤したまま労基署へ相談に行くのです。その後、会社はどうなるかというと労基署が調査が入ります。その結果、是正勧告が出されて企業側がしっかりとと対応できていないと判断された場合は、刑事責任を追及される可能性も。このようにならないためにも、会社側がしっかりと対応しなければなりません。

逆パワハラの対処法

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では、逆パワハラにはどんな方法で対処すべきでしょうか。ここからその対処法について解説します。

1.毅然とした態度で対応する

上司も会社側も部下から「パワハラを受けたので訴える」と反発されたなら、一瞬戸惑うのは当然です。特にハラスメントが大きな社会問題になっていることもあり、労基署や弁護士に相談し訴訟に発展する可能性も十分に考えられます。しかし、このような素振りを見せる社員に対して、決してそのまま放置してはいけません。そうすると他の社員との対応差をつけることにもなってしまうからです。このような相手に対しては、組織を挙げて毅然とした態度で対応していくことが重要でしょう。

2.粘り強く指導する

逆パワハラを訴える社員に対して粘り強く指導していくことも大切です。逆パワハラのきっかけとなるのは、その社員に対する上司や会社からの注意や指導。まずは、職場の環境を維持して円滑に進めていくために、問題となる社員に言動や態度を反省させて行動改善を促すようにしていかなければなりません。問題行動が見られた場合は、まず口頭のよる指導が入り、それでも改善が見られない時は、メールやLINEなどを使った注意喚起が行われていくでしょう。

それでも行動が改められまい場合は、書面での注意指導となるでしょう。この際は、注意指導の内容に加え行動が就業規則に反していることを付け加えておくことで、指導理由を明確にすることができます。このように指導は一度だけでなく、相手の意識が根本的に変わるまでしっかりと対応していかなければなりません。

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