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結婚生活に疲れた時どうすればいいの?3つの原因と3つの対処法を結婚歴20年の筆者が解説

3.必要最低限の会話になっている

会話が全くないわけではなくても、普段の生活の中で必要最低限の会話しかないというケースも。日々の生活のパターンが一定化してくると、どうしてもお互いの考えを示したり、言葉を交わす必要がなくなってきます。

倦怠期だと、相手から声をかけられても、返事することが面倒に感じることさえあるのではないでしょうか?会話する頻度は次第に減っていき、会話する時は本当に必要なことを相手に伝えたい場合のみになってしまうのです。

まさに事務連絡のような感じに陥り、そこに感情の交流は一切ありません。

パートナーと話し合うことが必要

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長い結婚生活の中では、時には疲れを感じてしまうことは否めません。その原因は2人の結婚生活に対する考え方や感じ方が異なるためです。このような疲れを解消していくためには、日頃から生活の中で生じる問題を相談し合って1つひとつ解決していくことが大切。

このように心がけていくことで、2人の仲は再び良い方向に進んでいくはず。夫婦の関係を良好に保つためには、日頃から「ありがとう」の言葉を意識して使ったり、付き合い始めた頃のように新鮮な気持ちでデートをしてみることです。

しかし、どんなに話し合っても夫婦仲がよくならないのであれば、離婚を視野に入れておくことも必要かもしれません。

イライラしないための3つの対処法

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いつまでも穏やかな結婚生活を続けていくためには、イライラしないことが大切です。では、どのようにしていけばイライラを失くすことができるのでしょうか?

1.ありがとうの言葉を伝えること

イライラ感が募ったなら、素直にパートナーに伝えることも必要でしょう。しかし、会話がなくなっている夫婦の場合なら、まずは「ありがとう」の感謝の言葉を伝えるところから始めてみてください。

ちょっとしたことでも感謝の言葉を口にすることで、相手の心に少しずつ響いていくはず。「今日は遅くまでお仕事大変だったね。お疲れさまでした」という言葉だけでもかまいません。それまで当たり前のようになっていた会話のない生活が大きく好転していくことになるでしょう。

生活のためとは言え、外で働いてくるお互いに労いと感謝の言葉を交わしていくことで、心から信頼し合える夫婦に戻っていくことができるのです。自然に感謝の言葉や素直に謝ることができるようになれば、倦怠期も次第に抜け出すことができます。

2.少しだけ1人で出かけてみる

結婚生活に疲れを感じる時は、1人になれる時間が作れないことが原因であることも説明しました。いつも嫌悪な雰囲気の中で自分1人になれるのは、夫が仕事で出張している時というケースもあるかもしれません。しかし、思い切ってたまには自分1人になれる時間を作ってみることも、イライラ感を失くす有効な方法。

1人ひとりになる時間を持つことができるようになると、心にもゆとりが生まれてきて、イライラをなくすことができるのです。

3.友人に今の話を聞いてもらう

また、親しい友人に悩みを聞いてもらうこともいいでしょう。特に女性の人は他人に自分の悩みを話すことでイライラを解消してストレスを発散することができますね。

定期的に親しい友だちとランチに出かけてみたり、カラオケに行ったり。その中で不満を聞いてもらうだけでも、かなり爽快な気分になれる人も少なくありません。

辛いからこそ、友人と同じ思いを共有して悩みを解放することで、心が軽くなってくるわけです。

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