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部下を潰す上司4つの特徴とは?苦しまないための3つの対策や法的手段をビジネスマン歴30年の筆者が解説

部下を潰す上司には法的手段も必要?

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部下を潰す上司に対処法としては、法的手段が必要な場合もあり得ること。できることなら避けたい方法ですが、どうしても改善が見られないなら、最後の手段として考える必要があるかもしれません。

1.上位の上司に相談する

法的手段に訴える前に、まず、上司の上の位の上司に相談してみてください。これだけでもかなり流れを大きく変える可能性があるためです。場合によっては、最も最適な手段であることも多く、部下を潰す上司が左遷されることも少なくありません。

但し、その上の上司も同じようなタイプの人間だった場合は、その方法も効果を発揮しないので、他の別の方法を取ることを考えましょう。

2.人事部門に相談する

次にやることは、人事部に相談してみること。前章で部署異動を希望する場合も人事部門が窓口になるわけですが、部下を部下とも思っていない上司の行動を正すために人事部に相談することもいいでしょう。

特に、上司から罵倒されているなら、それをボイスレコーダーなどで証拠を残しておくことで、上層部が適切な処置を取ってくれるはずです。自分を潰してしまうような上司に遠慮する必要はありません。

3.労働局に相談する

人事部門や上層部に相談しても改善が見られない場合は、最終的に労働局に会社の実態を伝えて相談すること。近年ではセクハラやパワハラが問題になる企業が増えていますが、労働局は嫌がらせや企業の不正を取り締まり指導する行政機関。

会社側から変な圧力を受けることなく、嫌な上司を合法的に処罰することが可能なのです。

本当に心身ともに疲弊している人は最終手段として、この方法があることを覚えておきましょう。

筆者の体験:上位の上司に相談したら静かになった

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筆者も部下を潰すタイプの人間が上司になったことがありました。本当に心身ともに疲れきってしまったことを今でも覚えています。

その時、私が取った行動。それは上位の上司に相談したこと。それまで威張り散らかすしか脳がなかった無能上司が急に静かになりました。

それまで部下を罵倒するしかできなかった上司は、私に恐れをなして何も言えなくなったのです。もちろん、それで他の同僚も伸び伸びと仕事ができるようになったことは言うまでもありません。

部下を潰す上司の下についたら自分を守ることを真剣に考えて

企業は自己実現を果たす場所でもあります。そのためにはチームワークも重要な要素になってくるのですが、もし、部下を潰す上司の下についてしまったなら、自分を守ることを真剣に考えてみてください。

そうすることで、本当に働き甲斐のある環境を手にすることができるのです。

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