ネガティブなことを考えすぎない人になるには?3つの認知の歪みと5つの対処法を心理学を学んだ筆者がお伝え – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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ネガティブなことを考えすぎない人になるには?3つの認知の歪みと5つの対処法を心理学を学んだ筆者がお伝え

その2:まずは10分の運動からはじめよう

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何かの作業に没頭して体を動かしていたら気持ちが軽くなったことはありませんか?心理学でも20分運動すればそのあと12時間は幸福度があがるといった報告もあります。まずは軽く体を動かして自分で試してみましょう。おすすめは歩くことです。買い物がてら公園で散歩をしたり仕事の帰りにいつもと違う場所を時間をかけて歩くのもよいでしょう。

気分転換にもなりますし、効果が実感できれば、続ける動機にもなりますよ!

その3:今抱えている問題に問いかけてみる

ネガティブな感情を自分の中に認めたら、3つのステップを実践しましょう。まずは「他のことを考える」、そのために「気分転換の行動をとる」ことが必要です。自分にあった気分転換の方法をいくつかストックしておきましょう。気分転換をすると新しいものごとの見方ができやすくなります。そこではじめてネガティブな考えに「反論」してみましょう。

それってそんなに重要なこと?それって思い込みでは?と自分の考えに疑問をもって質問してみるのです。

その4:自分にとっての「いいこと」を見つけてみる

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ポジティブとネガティブは同時に感じることができません。日頃からポジティブな感情を感じる回路を強くしておきましょう。まずはよいことを見つける練習をしてみましょう。あなたにとってのいいことを1日1つ以上探して手帳に書く、という方法があります。例えば「新発売のデザートが美味しかった」「道端で綺麗な花を見かけた」といったことです。

ものごとは21日間で習慣化すると言われています。まずは3週間ためしてみましょう!

その5:ネガティブな出来事に意味を見出す

最近嫌なことはありましたか?筆者は、ぎっくり腰をやりました。ダンサーなので練習ができなくなったことにあせりを感じ、あまりもの激痛に「もしかしたら、もう踊れなくなるかも…」と落ち込みました。ですがよいことがありました。それは「再び踊れるようになり体が動くことのありがたさを感じた」ことです。

1つのネガティブな出来事にもポジティブなことはあるもの。よいことに焦点をあててみましょう。

大切なのはポジティブとネガティブのバランス

心理学者バーバラ・フレドリクソンの研究によると、ものごとに大きな変化をもたらすポジティブ感情とネガティブ感情の割合は3:1以上と言われています。今までネガティブの割合が強かった人ほど、ポジティブな感情を増やすことで人生の変化の幅が大きくなる可能性があるということですよね!

大切なのはバランスです。ネガティブな感情も大切にしながらポジティブな感情も意識的に感じる工夫をしてみましょう。

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