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やる気が出ない時の6つの対処法とは?本当の目標設定が人生を充実させる!心理学を学んだ筆者がお伝え

もし何かの目標をもって動き始めたら、あなたの人生は充実したものとなるでしょう。ですが、いつの間にかやる気がなくなってしまうこともありますよね。やりたいと思ったことが続かないときには、設定した目標の内容や取り組む環境を調整してみましょう。本記事では、心理学を学んだ筆者がポジティブ心理学をベースに「やる気がないときの6つの対処法」をお伝えします。

「今度こそ目標達成したい」「やる気がないときの対策を知りたい」という方におすすめです。

目標設定はスタート地点。一番大切なことは?

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何かを始めるときに一番大切なこと。それは「その目標があなたの真の欲求に基づいたものであるかどうか」ということです。本当にしたいことであり環境が整っていれば、やる気は自然と出てくるもの。もしやる気がでないのなら…。もしかして目標の設定に問題があるのかもしれません。まず、やる気の元の部分を確認してみましょう。

例えば「副業で10万円達成する!」という目標があるとします。そこで確認したいことは「10万円の収入を余分に得ることで何をしたいのか?」ということ。「お金は多い方がよいから」「貯金したほうが安心だから」という場合は、行動の動機は不安です。その状態は楽しくないので、やる気につながらないことも。

「これは、本当にしたいこと?」自分に問いかけてみることが大切です。

目標の内容確認を!目標別に対処法を変えてみよう

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目標には前向きなものと後ろ向きなもの、2種類あることをご存じでしょうか?目標の内容によって、過程で得られる充実度は大きく変わってきます。それぞれの具体的な内容と効果的なアプローチ方法をご紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。

その1:前向きな目標は充実感が得られる

目標には、「こうなりたいなぁ!」「少しでも理想に近づきたい」という具体的なイメージを持てるものがありますよね。これは前向きな目標で「接近目標」といいます。例えば、モデルのローラさんみたいに美しい背中を堂々と見せたいと思ってダイエットする。俳優の福士 蒼汰さんのように英語とイタリア語でスピーチできるようになりたいと思って語学の勉強を始める、といったことです。

自分の意志で楽しく続けられることであれば、その過程で充実感が得られます。この場合は人に強制されているわけではなく自発的。環境が整えば続けることも容易になります。

その2:後ろ向きな目標はストレスになる

子どもの頃に親に「勉強しなさい!」と怒られて、いやいや勉強したことはありませんか?大人になってからも会社で「ノルマを達成しないと困るよ」と上司に言われる人もいるかもしれません。それは「●●しなくてはいけない」「●●しないと大変なことになるよ」という周囲の言葉に従うことによる後ろ向きの目標となり、「回避目標」といいます。

この場合は目標が達成できないことに対する「不安」がつきまとい、エネルギーを消費するたけです。目標を達成しても、後に残るのは「ストレスを感じた自分」と「思い通りになって喜ぶ他人」になってしまうことも。

その3:後ろ向きな目標には「目標の再設定」を

仕事でノルマを課されたときに「ストレスになるので無理です」と主張することは難しいですよね。もし与えられた目標がストレスになる場合は、「自分のための目標」を再設定してみましょう。「成長するためのスキルを磨く」といったような、新たな目標を立てるのです。

例えば、営業であれば「人の心をつかむ話し方」「わかりやすく説明する」といったトークのスキルを磨くと決める。身に付けば、仕事以外のあらゆる場面でも使えるスキルとなります。意識して取り組めば、その過程で得られるものがあり、目標が達成できなくても無駄になることはありません。

環境を整えよう!やる気がないときの6つ対処法

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目標が定まっていても、なぜかやる気が出ないときってありますよね。そのようなときには、あせらないことが大切です。ゆったり構えてやる気の波にあわせて行動してみましょう。対処法をご紹介してみますので参考にしてみてくださいね。

方法1:集中できる環境を整える

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図書館、公園、雑踏の中。人によって集中できる環境って異なりますよね。筆者は音楽が流れて適度な雑音があるカフェだと集中して本を読むことができます。自分の「集中スポット」はどこなのかを把握しましょう。また、無音も含め集中できるためのベストな音の環境もつくりましょう。最近ではYoutube動画で無料で自然音を含めた作業用BGMも得られます。

集中できる場所や音源をストックして集中力の支えにしてみましょう。

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