5.一人になれなくて辛い
HSPの人は、他の人には気にならない騒音や雑音にも刺激を感じてしまったり、周囲の人に無意識に気を遣ったりします。日常生活でも疲れるのに、元気いっぱいで目を離せない、守らなければいけない子どもと一緒にいると、疲れの溜まり具合も早く「一人になりたい…」という気持ちになりやすく、自分の子どもとはいえ刺激を受けすぎた疲労や気疲れにより辛くなってきてしまうんですよね。
6.ママ友付き合いに疲労する
ママ友は子育てにおいて頼りになる心強い味方です。しかし、子どもの面倒を見るのに精いっぱいなHSPのママが他のママに合わせて行動するとなると気を遣いすぎて疲れ切ってしまいます。ただでさえ、ママ友は新しい人間関係の事が多いもの。子どものためと思いグループに所属したり、お付き合いが発生すると疲労倍増となってしまうことも。
7.上手な育児をしなければというプレッシャー
HSPである人は育ってきた環境、様々な社会背景により、自己肯定感が低くなりがちだと言われています。合わせて真面目で完璧主義を求めてしまう傾向があるそう。子育てにおいても「いつも明るく子どもを楽しませなければ」「しっかり躾をしなければ」とプレッシャーに焦ったり、周りのママの一部分だけを見て他のママと自分を比べてプレッシャーを感じ、頑張りすぎて次第に辛くなってきてしまいます。
HSPの子育て対策5選
HSPのママにとって、子育ては辛くなることが多いですね。しかし、対策を立てて負担を減らしたり、HSPだからこそ出来ることもありますよ。紹介していきます。
その1.子どもが巣立った時の事を考える
上の子が小学生になり、下の子も4歳に近づいてきた筆者ですが、ママベッタリの時期は終わりに近づいていることを実感してすでに寂しい気持ちが芽生え始めています。特に上の子が小学校に入学してお友達と遊ぶようになってからは、焦りともなんとも言えない気持ちに襲われました。高校生になったら、成人したら、社会人になったら、もっと遠くに行ってしまうんでしょう。
あんなに永遠に感じた大変な子育て時期も、終わりが来るんだなと思うと下の子のわがままも少しは可愛く思えてきます。
その2.比較するのではなく参考にする
客観的に他のママを観察できるときは、参考に出来るところは参考にしましょう。野菜入りの冷凍食品を利用したり、旦那さんとの家事育児ローテーションや、時短家電に頼るなど、自分の家庭にも取り入れたら良さそうなことがいっぱいあります。他の人の知恵の恩恵を受けて少しでもラクに子育てしましょう。