人生の悩み人間関係

話を聞かない人の特徴と心理とは?職場での円滑な付き合い方を10社以上渡り歩いた筆者が解説

その1. 要点だけを伝える

どうしても報告しなければいけないものや、お願いしたいことがある場合。「これだけ聞いてください」「一つだけお願い」と、要点を絞って伝えてください。

他にも言いたいことがあるでしょうが、ぐっと堪えて一つにしましょう。詳細はメールします、とひとこと添えて、大事なことを印象づけるようにしてください。だらだらと話をするよりも、自分の中でも話の整理がつけられて、仕事が進めやすくなりますよ。

その2. 時間を区切る

忙しい相手、集中力がない相手には、「3分ください」「1分だけ手を止めてくれない?」といった具合に、最初に時間を区切って伝えます。厳密に1分である必要はありません。相手が少なくともこちらを向いてくれている間に、手短に話を済ませるのです。

時間制限があれば無駄なことを言わないように、こちらも話し方に工夫するでしょう。仕事の効率が上がり、お互いにとってWin-Winになります。

その3. 話を聞いてあげる

少し面倒かもしれませんが、話を聞いてもらうために、先に相手の話を聞いてあげることです。自分の話をしたくてうずうずしている人は、話を聞いてはくれません。

気の済むまで話をさせて落ち着かせてから、こちらの話を始めましょう。ただし、際限なく話すような人には通用しませんので注意してください。先に話していいよ、でも後でこっちの話も聞いてね、という取り決めができれば最善です。

その4. 気にしない

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話を聞かない人は、そういう人だから、と気にしないことです。聞いていてもいなくても、言うべきことは伝えましょう。相手が聞いていないと言っても、ちゃんと言いましたよ、と主張すればいいのですから。

口頭で伝えて、補足でメールをしておけば完璧です。聞いていないのはその人の責任として、あなたはあなたの責任を果たしましょう。

相手の都合も考慮しつつ、言いたいことはしっかり伝えよう

話を聞かない人にも色々とパターンがあります。聞かないのはその人の自由、その人の責任です。聞かない人には呆れますし、がっかりもします。でも聞かないからといって、話をするのをやめないでください。聞いてもらいやすいタイミングや、聞いてもらいやすい話し方があるはずです。

全てを相手に合わせる必要はありません。しかし、明らかに手が離せない相手に対して一方的にしゃべって、「ちゃんと言いましたよ」ではあまりに無責任。相手の都合は考慮しながら、言うべきことをしっかり伝えましょう。

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