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家から出られない…ニートになりやすい人の特徴と対策をニートになりかけた筆者が解説

特徴1. 人と話すこと、同じ空間に居ることが苦痛に感じる

特徴の一つ目は、人と話すこと、同じ空間に居ることが苦痛に感じることです。働いていたり学校に行くと必ず誰かと同じ空間に居ることになり、話さなければならない場面も出てきます。

ニートであれば煩わしい会話や人と同じ空間に居なくても問題はありません。これらが苦手で避け続けた結果ニートになった人もかなり多いです。裏を返すと、この特徴を持っている方はニートになりやすい特徴だと言えます。

特徴2. 自分に自信がない

特徴の2つ目は、自分に自信がないことです。自分に自信があれば社交的な場に自分から参加し、自然と外に出る用事も出てきますよね。自分に自信がない人は人付き合いが続かない、新しいことを始められないなど様々なデメリットがあり、どれもニートになる理由としては十分です。

特にこの特徴はニートの定義の一部である「非労働力人口」というところに大きく関わってきます。非労働力人口とは働いていない人のことでしたが、自分に自信がないと就職活動を億劫に思ってしまい、定職につくことができないのです。

また、日本では新卒入社の30%が会社を辞めてしまうということが分かっていますが、やめた後に転職活動をしないことも一因だと考えられます。就職・転職にはある程度自分に自信がないと上手くいかないので、自分に自信が無いことは定職に就かないことに繋がり、一部はニートとなってしまうのです。

特徴3. ストレスに弱い

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特徴の3つ目は、ストレスに弱いことです。あなたは外に出た時に周囲の情報がどのぐらい入ってくるでしょうか。ストレスに弱い人は普通の人以上に情報が入ってきてしまい、体力を大きく消耗してしまいます。その消耗を避けるために家に居続けるという選択肢を取り、ニートへとなるのです。

もし、外に出たら車の音や人の声が気になる、人の近くを歩きたくないと思う方はストレスによって家に居続けるかもしれません。ニートと引きこもりの定義は違うものだと解説しましたが、この特徴はニートと引きこもりが合わさっている方に多い特徴になります。

特徴4. 学校や職場で大きなミスをした経験がある

特徴の4つ目は、学校や職場で大きなミスをした経験があることです。トラウマがあると言い換えてもいいかもしれませんが、定職につけないほどの嫌な気持ちがある方はニートへとなる可能性があります。

もちろん、みなさんも何らかの失敗をしたことはありますよね。ニートの方の一部は強いトラウマが残ることによってニートから抜け出したくても心が邪魔してしまう人もいます。もし、失敗した経験を思い出すと今でも辛い思いをする人はそのトラウマがフラッシュバックや心のキャパシティをふと超えてしまい、ニートへとなってしまうかも知れません。

特徴5. 働く意味が見出せない

特徴の5つ目は、働く意味が見出せないことです。多くの人は働くこと自体にやりがいを感じたり、お金を稼ぐために働いています。ニートは非労働者人口(働いていない)で家事をしていない学生以外の人という定義でしたよね。家事をしないことは非常に簡単ですが、働いていないという高いハードルを越えてしまうと、簡単にニートへとなってしまいます。

ニート以外の大人は働いて賃金を稼がないと生活ができません。ではニートの人はどのように生活を立てているのでしょうか。実は、ニートの親は比較的裕福である傾向が分かっており、経済的援助を受けられる環境になっているのです。

もし仕事をやめても生きていけるような環境にあるのであればニートへとなる可能性は十分にあります。

ニートにならない!具体的な対策法3選

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ここではニートになりかけていることへの対策法をご紹介します。ニートというものは一度なってしまうと抜け出すことが難しいものです。なりかけの段階で頑張って抜け出し、社会と交流を持った生活を送っていきましょう。

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