人生の悩み心や体

長女症候群とは?6つの傾向と「長女だから」を強みに変える方法を5人兄弟の長女でその気質に悩み続けた筆者が解説します

その3.勇気を出して甘えたら意外と…?

私が誰かに甘えるなんて恥ずかしいと思ってしまう気持ち、とてもよくわかります。職場でも私生活でも、自分が誰かに甘えている姿を客観視してしまって、最終的に甘えないという選択肢を選んでしまいますよね。

しかし、先ほどもお伝えいたしました『周りからの信頼』を獲得した後、少しだけ目上の人のことを頼りにしてみてください。これは必殺技です!最初はぎこちなくなってしまうかもしれませんが、必ずかわいがってもらえると思います。

もし近くに心を許せる恋人がいるのであれば、時々心のねじを緩めて素直に甘えてみてください。普段はあまりみられない姿をみせることで更に絆が深まるはずです。

その4.危機回避能力があると捉える

どうしてこんなに人より不安要素を感じやすいのだろうと悩んだことのある長女の方は少なくないと思います。考えすぎてしまったり、知らずにのしかかるプレッシャーに押しつぶされそうになってしまうこともあるのではないでしょうか。

ですが、考えすぎてしまうこと、プレッシャーを感じやすいことを心配に思いすぎる必要はありません。それは考えるよりも先に行動に移す人より、物事に対するリスクを小さくする方法を知っていると捉えてみるのはいかがでしょうか?人それぞれ良さがあります!ご自身の適任の役割であると考えてみてください。気持ちが少し楽になるはずです。

その5.我慢することで温めた考えは必ず周りの役に立つ

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普段から我慢してしまう癖のある人はきっと、我慢している間に自分の中で様々な考え方を持っていると思います。それを周りの状況をみてあえて口には出さなかったり、行動に移さなかったりしているだけなのです。

溜め込みすぎて爆発してしまうとなると、周りも自分自身もつらい思いをしてしまいますが、自分で判断ができるうちに考えていることを小出しにしてみてはいかがでしょうか。周りのことを考えて我慢している人であれば、相手の気持ちも考えながらの声かけや、話をすることが出来るはずです。

その6.優しさセンサーが備わっている!

そもそも周りに気を遣いすぎてしまう長女の人ですが、それは無意識に様々なことが見えてしまうからなのです。見たくて見たわけじゃないけれど見ていない振りもできない…。それってすごいことだと思いませんか?「私には優しさセンサーがついているんだ!」と少し自分自身を褒めてあげてください。自分の中だけでそっと。

「しっかりしているね」「まじめだね」は軽く受けとろう

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一見、褒め言葉であるように聞こえるこの言葉。しかし長女の人にとってこのような言葉は、場合によってとても追い詰められてしまうのです。しっかりしていることや、真面目であることって、人間として面白いのかな?と筆者も感じたことがあります。このように褒めてもらって嬉しくないわけではないのですが、他の人の想像を良い意味で裏切るような面白い行動をとる人、なかなか思いつけないようなアイデアを生み出せる人を羨ましいなとどこかで感じてしまうのです。

しかし、長女の人の性質は、組織の中で必ず必要であると言い切れます!「ここの縁の下の力持ちは私だぞ!」くらい胸を張ってみてもいいと思いますよ。ですので周りから言われる言葉に対して、こうでなければいけないと思いすぎず軽く受け取ってみてはいかがでしょうか。あなたの努力をみていてくれている人は必ずいます!

長女症候群と仲良く

生まれてきてしまった順番なんてどうしようもないのはわかっているけど、下の兄弟たちは気楽そうで羨ましいなと感じてしまいますよね。ですが、長女だから人生損してるなんて思ってほしくないです。長女だからこそ得られる信頼や人からの優しさもたくさんあります!

「今日は手を抜いてもOKデー」でも作って、少しだけ適当に生きてみてもいいのではないでしょうか。見ていてくれている人は必ずいます。長女症候群とうまく付き合っていけば少しずつ好きになっていけるはずです。

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